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 厚生労働省は今月中にも、沖縄戦の戦没者の遺族とみられる416人分のDNA鑑定を始める。遺骨と一致すれば返還する。2003年度に始めたDNA鑑定は手がかりとなる遺留品がなければ行っていなかったが、昨年度に方針を転換。遺留品がなくても遺族が求めれば実施することにした。那覇市や浦添市などで肉親を亡くしたとみられる1383人から希望者を募り、対象者を決めた。