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トヨタとスズキ 技術提携検討

10月12日 19時58分

トヨタとスズキ 技術提携検討

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トヨタ自動車とスズキは国際的な競争力を強化するため、世界的に激しい競争が続いているエコカーの環境技術や自動運転に関する技術など幅広い分野で提携する方向で検討を始めたと発表しました。
発表によりますと、トヨタ自動車とスズキはエコカーの環境技術や自動運転の安全技術などの幅広い分野で提携する方向で検討を始めたということです。
今回、両社が提携の検討を始めたのはスズキとしては巨額の資金が必要な先進技術の開発に危機感を持ち提携先を必要としていた一方、トヨタとしても独自に開発した環境や安全などの技術をほかのメーカーにどう普及させるのかという課題があり、双方の思惑が一致したものと見られます。
世界トップで国内でも高いシェアを誇るトヨタと、国内では軽自動車、海外では新興国に強みを持つスズキの提携が実現すれば、国内外の自動車メーカーの戦略にも影響を与えることになりそうです。
トヨタの豊田章男社長は「自動車業界を取り巻く環境が大きく変わる中、個別の技術開発に加えて、同じ志をもった仲間作りが重要だ。
自動車産業の発展に役立つ取り組みであれば、常にオープンな姿勢で検討したい」とコメントしています。
スズキの鈴木修会長は「トヨタは業界トップの企業で、あらゆる先進技術、将来技術を手がける最も信頼できる会社だ。今回の提携はトヨタの豊田章一郎名誉会長にまず相談し、章男社長にも関心を示してもらった。スズキの将来のためにもしっかりと協議に臨んでいく」とコメントしています。

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