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木工職人制作の作品展
10月12日 12時30分
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尾鷲ヒノキなど林業が盛んな三重県南部で生産される木材で、地元の木工職人が制作した作品を紹介する展示会が、尾鷲市で開かれています。
地元の木材に親しみを持ってもらおうと、三重県立熊野古道センターで開かれた展示会には、地元で活動する5人の木工職人の作品、80点余りが展示されています。
紀北町の北村英孝さんが制作した机は、ことし5月の伊勢志摩サミットでシェルパと呼ばれる首脳の補佐役が実際に使用したもので、尾鷲ヒノキで作られています。
熊野市の南秀明さんが制作したセンノキの机やケヤキのいすは、接着剤や釘を一切使わずに組み立てられ、表面は漆を塗って仕上げられています。
熊野古道センターの職員で展示会を企画した井田光彦さんは「多くの人に見てもらい、日常生活に木工製品を取り入れるきっかけにしてほしい」と話していました。
展示会は10月16日まで開かれています。
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