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 米国の大手銀行ウェルズ・ファーゴのジョン・スタンプ会長兼最高経営責任者(CEO)が12日、顧客に無断で口座を開設するなどの不正営業で、引責辞任に追い込まれた。米金融界の「模範生」と評されたメガバンクによる大規模不正の衝撃は大きく、巨大銀行解体論も再燃している。

 問題が発覚したのは9月上旬。米消費者・金融保護局は、ウェルズが2011年から15年にかけて、顧客の承認なしに150万超の預金口座を開設し、56万枚超のクレジットカードを発行していたと発表した。

 ウェルズは罰金など1億9千万ドル(約198億円)を支払い、不正に関与した約5300人を解雇した。だが、議会は「経営責任を取っていない」として問題視、計2回の公聴会に呼ばれたスタンプ氏は、相次いで辞任を迫られていた。

 もともと地方銀行だったウェル…

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