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新興国車開発ダイハツに一本化
10月11日 09時48分
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トヨタ自動車は需要の伸びが見込まれる新興国向けの小型車の開発を軽自動車で強みを持つ子会社のダイハツ工業に一本化し、競争力の強化を図ることになりました。
トヨタ自動車はグループ全体の販売台数が4年連続で世界トップとなっていますが、インドなどでは販売が伸びず、新興国市場での事業拡大が課題となっています。
このため、完全子会社となったダイハツが軽自動車で培った強みやノウハウを活用することで競争力の強化を図る計画です。
具体的には需要の伸びが見込まれる新興国向けの小型車の開発や部品の調達などをダイハツに一本化します。
一方、車両の生産などはお互いの工場を利用することにしていて、来年1月をメドに両社でつくる専門部署も設けるとしています。
トヨタの寺師茂樹副社長は「今は優先順位がどうしても先進国になってしまう現状があり、新興国への対応を最優先で考えられる体制が必要だと判断した」と話しています。
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