「ガス田開発は中国の管轄海域内」 抗議受け入れず
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東シナ海のガス田開発をめぐって、中国が一方的に建設した構造物のうち、新たに2基で炎を確認したとして政府が抗議したことに対し、中国側は「活動はすべて、中国の管轄海域内で行われている」と主張して、受け入れない立場を示しました。
東シナ海のガス田開発をめぐっては、2008年に、日中両政府が共同開発することで合意しましたが、関係する条約の締結交渉は中断したままとなっていて、中国側が、一方的に開発を進めています。
政府は、今月上旬、中国が、東シナ海の日中中間線付近でこれまでに建設した16基の構造物のうち、新たに2基で天然ガスを生産する過程で発生したと見られる炎を確認し、資源開発の継続は受け入れられないとして、12日、外交ルートを通じて中国側に抗議したことを明らかにしました。
これについて、中国外務省の耿爽報道官は13日、定例の記者会見で、「中国側の天然ガスをめぐる活動はすべて、争いのない中国の管轄海域内で行われている」と主張しました。そのうえで、「活動は、完全に中国の主権と管轄権の範囲内のことだ」と改めて強調し、抗議を受け入れない立場を示しました。
政府は、今月上旬、中国が、東シナ海の日中中間線付近でこれまでに建設した16基の構造物のうち、新たに2基で天然ガスを生産する過程で発生したと見られる炎を確認し、資源開発の継続は受け入れられないとして、12日、外交ルートを通じて中国側に抗議したことを明らかにしました。
これについて、中国外務省の耿爽報道官は13日、定例の記者会見で、「中国側の天然ガスをめぐる活動はすべて、争いのない中国の管轄海域内で行われている」と主張しました。そのうえで、「活動は、完全に中国の主権と管轄権の範囲内のことだ」と改めて強調し、抗議を受け入れない立場を示しました。