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【格闘技】

もう一度王者に!!内山が再起宣言 因縁のコラレスと大みそかリマッチへ

2016年10月13日 紙面から

現役続行を決め、所属ジムの渡辺会長(左)とがっちり握手を交わす内山=ワタナベジムで(藤本敏和撮影)

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 ボクシングの前WBAスーパーフェザー級スーパー王者で、4月に12度目の防衛戦に敗れ、6年3カ月守り抜いた王座を失った内山高志(36)=ワタナベ=が12日、東京都内の所属ジムで自身の進退に関わる記者会見を開き、現役続行を発表した。今年の大みそかに再起戦を行う予定で、対戦相手は4月に2回KOで敗れた因縁の相手で現王者のジェスレル・コラレス(25)=パナマ=が内定している。

 「気持ちはだいぶ前から固まっていたが、会長に伝えたのは数週間前。もう一度チャンピオンに返り咲きたい思いが一番強い。コラレスとやりたい。4月はこてんぱんにやられたので強気なことは言えませんが、次は勝てる自信はあります」

 内山によれば、6月からジムに戻り、7月ごろには体力、気力ともにやれることが確認できた。試合のプレッシャーがないことに最初はリラックスしていたが、次第にプレッシャーが恋しくなってきたという。

 既に36歳だが、内山は「年齢は特に考えなかった」と断言。今月は練習中にサンドバッグをつる鎖を引きちぎるパワーを見せつけており、衰えは見えない。年末の復活劇で、なお国内最強の誉れ高い、ボクサー人生の第2幕が幕を開ける。 (藤本敏和)

 

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