トップ > 中日スポーツ > 大相撲 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大相撲】

日本協会、春日山親方に師匠辞任勧告 「全てにおいて不向き」

2016年10月13日 紙面から

 日本相撲協会は12日、東京・両国国技館で理事会を開き、名跡証書の受け渡し代金をめぐって先代親方と訴訟中の春日山親方(元幕内浜錦)に任意の師匠辞任勧告を出した。回答期日は19日で、勧告を受け入れない場合は業務委託契約を解除する。春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は「行動、言動、指導能力全てにおいて不向きだということで結論を出さざるを得なかった。9月場所中に1日も部屋に行っていない。未来も改善されることがないだろう」と語った。

 勧告を受け入れた場合、春日山部屋の力士などは同親方が現役時代に所属していた追手風部屋の預かりとなる。師匠としてふさわしい親方が見つかった場合、春日山部屋として復活できる。

 同親方は、係争中の裁判で先代春日山親方に名跡証書の受け渡し代金として1億7160万円の支払いを命じられ、控訴している。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ