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 東京都内で12日に起きた約58万6千戸に及ぶ大規模停電で、原因とみられる火災があった埼玉県新座市の東京電力施設内の電力ケーブルが、設置から約35年間、一度も取り換えられていなかったことがわかった。東電は経年劣化が出火につながったかどうか、原因を調べている。埼玉県警などは13日午後、火災現場の実況見分を始めた。

 東電によると、火災があったのは18本のケーブルが通る地下6・2メートルの「洞道(どうどう)」内で、新座変電所(新座市)から約1・9キロ離れた地上出入り口の付近。

 燃えた電力ケーブルは「OFケ…

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