みなさんは英語の学習をするときにどのような教材を使っていますか?参考書や本、もしかしたらスカイプ英会話やTEDなどのオンラインサービスかもしれません。
僕のイチオシの英語学習方法は映画を使った学習です。好きな映画をみながら英語の勉強ができるって最高じゃないですか?
僕がスクリーンプレイに出会ったのは、小学校の時にUSJでバック・トゥ・ザ・フューチャーのスクリーンプレイを買った時のことです。そのころから、英語っておもしろいなって思い始めて、今では大学でも英語と英米文学を専攻しています。もちろんボロボロになってしまいましたが、今でもその本は大切に持っています。
スクリーンプレイとは
名作映画完全セリフ集『スクリーンプレイ・シリーズ』は、映画のセリフとト書き(シーンの説明)を完全に英語および日本語で文字化したもので、映画をバイリンガルな読み物として楽しむことができ、また英会話学習にも利用できるシリーズの名称です。
「映画スターが英会話の先生」というのがキャッチフレーズの画期的な英語学習教材です。興味のある映画を使って英語を学習すれば、リスニング力やリーディング力などの飛躍的な上昇が望めます。
実際に僕もこの教材を使って学習していますが、他の教科書とのめり込み具合が段違いです。自分の好きな映画が教材だったらいくら勉強してもまったく苦じゃないです。自分が好きな映画の話なので、英語が苦手な初心者の人でも無理なく映画を学習することができます。
映画の脚本を楽しみながら英語の勉強ができる
この本では、写真のように映画の脚本を英語と日本語の対訳で見ることができるので、映画の物語を楽しみながら英語の勉強をすることができます。一度映画をみてストーリーを把握しているので、スラスラと学習することができます。
セリフだけでなく、途中のシーンのナレーションや状況説明なども描かれているので、単純に読み物としても楽しいです。
この本の良い所はただただ訳がのっているだけではなく、備考や時代背景、映画の開設などの説明が充実していることです。難しい単語の説明もすべてのっているので、英語の学習にぴったりです。
このように余白部分に様々な情報が詰め込まれてます。ドク有名なセリフである "Great Scott!" にもちゃんと解説があります。
わざわざ辞書をひく必要がないのもスクリーンプレイシリーズの魅力です。
好きな映画作品のスクリーンプレイを選ぶことができる!
僕がはじめて買ったスクリーンプレイは先程も紹介した「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のものですがそれ以外にもたくさんの映画の本が発売されています。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のスクリーンプレイは、カラーページも数ページあったのでかなりお得感のある1冊でした。
僕の持っている版は絶版になってしまっていて、今はこちらの2013年に発売されたものが売っているようです。バック・トゥ・ザ・フューチャーは使われている英語も易しく教材にはもってこいの映画です。
他にもいろいろな作品のスクリーンプレイが発売されていますので、おすすめの映画作品のスクリーンプレイをいくつか紹介していきます。
英国王のスピーチ
吃音に悩まされていたイギリス国王の物語です。スピーチの場面があるので、英語学習にはぴったりです。イギリスの階級の高い人達が話す英語は、僕達が聞き慣れている英語とは少し異なるので面白いです。
プラダを着た悪魔
こちらも有名作品の「プラダを着た悪魔」です。女の子は特にこの映画が好きという人は多いのではないでしょうか。
スタンド・バイ・ミー
スティーブン・キングが原作の映画です。原作小説との違いを楽しむこともできます。
スクール・オブ・ロック
スクール・オブ・ロックは音楽あっての映画ではありますが、劇中で使われている英語が簡単でスラングなどの勉強にもなるかもしれません。
マトリックス
こちらはやや難しい作品のスクリーンプレイです。映画そのもののストーリーを把握してからスクリーンプレイを読み始めないと理解するのは難しいです。ある意味上級者向けの作品です。
ミッション・インポッシブル
トム・クルーズ主演の説明不要な名作映画です!この映画が好きでセリフを覚えるくらい見たという人は是非スクリーンプレイに挑戦してみてください。
ダイ・ハード
僕の大好きな映画のひとつでもあるダイ・ハードです。何度見ても飽きない完璧な映画です。
まとめ
最近発売されたものには、「ドットコード印刷」という処理がされており、別売の「iPen」と「音声データ」を用意して印刷部分にiPenを当てることで、音声を聴くことができるそうです。技術の進化を感じますね。
僕はこの教材を使って学習したことと、映画をみまくったことで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は日本語字幕無しでも英語を聞いて理解できるようになりました。
別売りのCDやペンを買うのもいいですが、やはり僕のおすすめは映画を何度か見た状態でこの本を読み込むことです。また英語で映画のセリフを理解することで、英語力の向上だけでなく、日本語字幕ではわかりにくかったジョークや英語独特の言い回しなどを理解できるようになります。
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