※2016年10月13日 第一話感想更新
ども!
守形レイジです。
なんと『舟を編む』がアニメ化されました!
原作は小説であり、映画化された作品ではありますが、この度のアニメ化には驚かされました。
辞書づくりというものを題材にしているため動きも少なく、魅せ方が難しそうですが、どういう風に楽しませてくれるのか期待大です。
さっそく、アニメの感想を綴っていきます。
『舟を編む』とは
© 玄武書房辞書編集部
三浦しをんによる日本の小説。
女性ファッション雑誌『CLASSY.』に2009年11月号から2011年7月号にかけて連載され、2011年9月16日に光文社より単行本が刊行された[1]。雑誌連載時の挿絵や単行本の装画、文庫のカバー装画は、雲田はるこが担当。2012年、本屋大賞を受賞。
2013年、石井裕也監督、松田龍平主演で映画化された。
本屋大賞を受賞したということで、一時期は書店に平積みされていましたね。
アニメ公式サイトもかなり手が込んでおり、辞書のような縦書きになっております。
あらすじ
「まじめもいいけど、もう少し空気を読めってコト」
「西岡さんの仰る『空気』は【呼吸する】ものではなく、【場の状況、雰囲気】を表す際に用いる『空気』ですね・・・」
口下手なのに営業部員の馬締光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然、街中で出会う。中型国語辞典『大渡海』の刊行計画を進める、出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬締の話を聞き、彼をスカウトすることに……。「人をつなぐ - 言葉を編む」伝わらない言葉。伝えられない想い。これは、そんな不器用な人間達の物語である。
登場人物・キャスト・声優
本編キャスト
【馬締光也】櫻井孝宏
【西岡正志】神谷浩史
【林香具矢】坂本真綾
【荒木公平】金尾哲夫
【松本朋佑】麦人
【佐々木薫】榊原良子
【三好麗美】斎藤千和
【岸辺みどり】日笠陽子
「じしょたんず」キャスト
海くん - 澁谷梓希
ヒロシ - ブリドカットセーラ恵美
リン太 - 大地葉
泉くん - 松田颯水
主題歌
オープニングテーマ「潮風」
歌 - 岡崎体育
エンディングテーマ「I&I」
歌 - Leola
各話あらすじ+感想
1. 茫洋
辞書編集部員の西岡は、街の本屋でとある営業マンのお粗末な仕事っぷりを目撃する。それは、西岡も勤める玄武書房の社員である馬締(まじめ)という男だった。一方、辞書一筋のベテラン編集者・荒木は、定年を前に後任者を探していた。そんな荒木に何気なく馬締の話をする西岡。すると荒木は突然立ちがり、足早に営業部に向かった。突然の訪問者に戸惑う馬締は、荒木からの『言葉』に関する質問に自分なりの答えを語る。その瞬間、荒木は馬締のセンスを見抜き、辞書作りに向いていると確信する。そして、その場で馬締をスカウトするのだった---。
気長で、細かい作業を厭わず、言葉に耽溺し、しかし溺れず広い視野を併せ持つことが辞書編集者に必要な能力であると松本が荒木に語るところから物語は動き始めます。
主人公はなんと営業の配属なんですね。
髪はボサボサでメガネで猫背気味。
オタクの役満と言った感じです。
書店の営業に、他の書店の紙袋を持っていく愚行を平然とするあたりがもう営業に向いてませんw
しかし、西岡や荒木とのやりとりで『言葉』への才能を見せます。
こういう本人も才能に気がついていない、埋もれていた『天才』が見出されるパターンは熱いですよねえ。
僕もこんな風に上司に目をかけてもらいたかったなあ。
仕事に熱くなれるような何かを見つけたかったなどと、過去を思ってしまいますね。
次回からの展開が楽しみです。
まだ辞書編集部の主な登場人物は、荒木、佐々木、西岡、馬締の四人。
これからどういう風に『大渡海』を創り上げていくのかが気になりますねえ。
間に入る『じしょたんず』というアニメもなかなか興味深い。
辞書には作られた時代背景が反映されているとのこと。
また、辞書によって個性が違うことも述べられました。
『辞書』というものへの理解が深まりそうです。
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