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【民進・蓮舫代表会見詳報(3完)】
「生前退位」めぐる議論「政局にするレベルではない」
「一部メディアで、(民進党が皇室典範の改正案をまとめ、来年の通常国会への提出を検討するという)わが党の野田佳彦幹事長の発言になかったようなことが報道され、若干誤解が生じているかもしれないが、私としては、皇位検討委員会で検討していく内容は特別措置法、あるいは憲法、あるいは皇室典範、特段の前提を置かないで幅広い形で、静かに議論してもらいたいと思っている。このことがまず主軸だ」
「その上で、国民の総意というのもまた難しいが、やはり関心が非常に高いテーマであると思うので、政局にするレベルのものでも全くない。各党、各会派が静かな議論をして、どういう形が最も望ましいのか、集約していくことが適切ではないかと思う」
■野党共闘の枠組み「これからも変わらない」
--野党共闘についてうかがう。共産党は次期衆院選を見据え、何とか安倍政権を追い詰めていくことを中心に置き、これは推測も交えてだが、今までにない何かの協定ができるような譲歩もするのではないか。次期衆院選に今回の補選の共闘がつながっていく可能性はあるか
「組織対組織の話だから、推測とか、こうであろうというものに対しては、ごめんなさい。お答えはできない。ただ、昨日の段階で確認したのは、まずは補欠選挙の枠組みなので、そこから先の具体的な話は、まだしていない」