サムスン 新型スマホ生産販売中止で業績下方修正
韓国のサムスン電子は、バッテリーから火が出たという不具合の報告が相次いだ新型のスマートフォンの生産と販売を中止したことを受けて、ことし7月から先月までの3か月間の業績を下方修正しました。
韓国のサムスン電子が、日本を除くアメリカや韓国などでことし8月から販売していた「ギャラクシーノート7」は、バッテリーから火が出たという不具合が相次いで報告され、新しい製品との交換が進められました。
しかし、交換したあとも火が出るなどの不具合が報告されたため、サムスン電子は11日、このスマートフォンの生産と販売を中止すると発表しました。
これを受けてサムスン電子は12日、ことし7月から先月までの3か月間のグループ全体の業績を下方修正し、本業のもうけを示す営業利益は、去年の同じ時期よりおよそ30%少ない、日本円で4810億円に見直しました。
今月7日の発表よりも2400億円少なく、増益から一転して減益となりました。また売り上げも去年の同じ時期より9%少ない4兆3500億円となっています。
ギャラクシーノート7は、ヨーロッパやインドでも販売される予定だったため、韓国メディアの間ではサムスン電子の業績回復をけん引していたスマートフォンでのつまづきが、今後、業績にどこまで影響するのか懸念する声が出ています。
しかし、交換したあとも火が出るなどの不具合が報告されたため、サムスン電子は11日、このスマートフォンの生産と販売を中止すると発表しました。
これを受けてサムスン電子は12日、ことし7月から先月までの3か月間のグループ全体の業績を下方修正し、本業のもうけを示す営業利益は、去年の同じ時期よりおよそ30%少ない、日本円で4810億円に見直しました。
今月7日の発表よりも2400億円少なく、増益から一転して減益となりました。また売り上げも去年の同じ時期より9%少ない4兆3500億円となっています。
ギャラクシーノート7は、ヨーロッパやインドでも販売される予定だったため、韓国メディアの間ではサムスン電子の業績回復をけん引していたスマートフォンでのつまづきが、今後、業績にどこまで影響するのか懸念する声が出ています。