10年ぶり新車両導入 来春からブルーライン

新型車両の外観イメージ図。駅のホームでは柵の上をヨットが走るように見えるデザインになっている(横浜市提供)

 横浜市は12日、市営地下鉄ブルーラインに約10年ぶりとなる新型車両「3000V形」を導入すると発表した。ブルーラインで初めて液晶の案内表示板を導入するほか、連結部分の窓に観光名所の絵柄を付けるなど、横浜らしいデザインも取り入れた。来春から営業運転を開始する。

 新型車両は6両1編成で24億5千万円。2022年度末までに順次、現在の車両で最も古い1992~93年製の8編成と入れ替えていく。

 新型車両は、ヘッドライトや室内灯の発光ダイオード(LED)化など省エネ性を向上させ、車いすやベビーカーエリアの充実などバリアフリー性の向上も図った。

 車内には液晶案内表示板を導入し、他社線の運行状況や4カ国語(日・英・中・韓)による次の駅などの情報提供を行うほか、連結部分の窓には、山下公園や横浜ベイブリッジなどをモチーフとした絵柄を付け、観光都市をアピールする。

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