(台北 6日 中央社)労働部(労働省)が発表した労働時間に関する最新の統計で、2015年の労働者1人当たりの年間平均労働時間は2104時間となり、世界4位の長さだったことが分かった。
1位はシンガポールの2371時間。メキシコの2246時間、韓国の2113時間がそれに続いた。日本は1719時間だった。台湾は2014年には2135時間で3位だったが、順位を下げた。労働部によると、法定労働時間と時間外労働時間のいずれも短縮していたという。
労働部は、企業風土の違いや有給を使い切る人が少ないことなどが台湾の労働時間の長時間化を招いていると分析している。
(余暁涵/編集:齊藤啓介)