次期国連総長にグテーレス氏選出へ 韓国政府が歓迎

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は6日の定例会見で、年末で任期が切れる潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の後任にグテーレス前国連難民高等弁務官が任命されることが確実になったことについて、「歓迎する」と述べた。

 趙報道官は「安全保障理事会の公式な手続きを経て任命されれば、これまでの経験を基に、国際平和と繁栄に積極的に寄与することを期待する」と言明。「ポルトガルの首相を歴任したため、韓国政府と緊密な協力関係にある」とした。

 国連安全保障理事会の理事国は5日、6回目の予備投票を行い、、グテレス氏をが15カ国のうち13カ国から支持を得た。拒否権を持つ常任理事国全5カ国からの不支持票は出なかったため、次期国連事務総長に任命されることが確実となった。安保理は6日、国連総会に同氏を次期事務総長として勧告する決議を採択し、総会が近く任命する見通しだ。

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