ギャラクシーノート7と推定されるスマホから煙…米旅客機で乗客待避

ギャラクシーノート7と推定されるスマホから煙…米旅客機で乗客待避

2016年10月06日08時18分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  米国旅客機の機内でサムスンのギャラクシーノート7と推定されるスマートフォンが過熱によって煙が発生し乗客が離陸前に待避する出来事が起きた。

  5日(現地時間)、米国日刊紙USAトゥデイなどによると、この日午前、米国ケンタッキー州ルイビル国際空港を出発してメリーランド州ボルティモアに向けて出発予定だったサウスウエスト航空994便の機内で煙が発生した。

  離陸10分前の午前9時20分ごろ、これを目撃した乗務員が搭乗客に待避するよう指示し、乗客75人は機外に避難した。サウスウエスト航空は該当航空便の運航を取り消して乗客の搭乗日程を再調整した。

  米国メディアは発火したスマートフォンがサムスン電子の機種であると伝えた。ルイビル空港火災調査当局も過熱によってサムスンスマートフォンから発火したと明らかにした。

  だが、USAトゥデイと地域紙「The Courier Journal」、IT専門メディア「The Verge」は搭乗客のインタビューを引用して発火した製品が交換済みのギャラクシーノート7だと表記した。

  これに関連し、サムスン電子北米総括は公式声明を通じて「当社は米国航空当局と共に問題の機器を回収して原因を確認するための調査を進めている」とし「同機器を回収して正確な原因を確認する前まで今回の事件が新規ギャラクシーノート7によるものだという点を確認することはできず、早期に調査を進めた後、正確な情報を共有する予定」と発表した。

  サムスン電子は9月中旬にリコールされたギャラクシーノート7のバッテリー過熱に関連して92件の事故を受け付けた。26件は火災、55件は車両または駐車場での火災による財物破損だった。

  米国連邦空港庁は先月8日、ギャラクシーノート7に集まった懸念を反映し、乗客に対して機内でギャラクシーノート7を起動したり充電したりしないよう勧告したことがある。
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