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【阿比留瑠比の極言御免】
主張は「お花畑」 過去に無反省でブーメラン百発百中 民進党への不信は増すばかり
在京各紙の気になる記事のスクラップをしていて、8日付の東京新聞の特集「民進党の明日は」が目についた。評論家の宇野常寛氏が民進党の存在感がいまひとつである理由について、「二つの問題がある」として興味深い解説をしていたからである。
「現実と遊離したきれい事」
宇野氏は、一つは「実務的な政権担当能力がないこと」だと述べ、続いてこんな指摘をしていた。
「左翼だと思われていること。これではマジョリティー(多数派)の支持を集めることは難しい。現代日本において左翼というのは、究極的には自分探し文化以上のものだとは思われていない」
「現実と遊離したきれい事を言ってウットリする文化が定着しすぎていて、現実的な問題解決に寄与するケースが少なく、ジャーナリズムやアカデミズムのそれを商売にしている人と彼らの顧客である自分探し層以外からは基本的に相手にされていない」
的を射た分析だと思う。外交・安全保障面でも憲法論でも、地に足のつかないふわふわとした民進党の主張は、インターネット上などでしばしば「お花畑」と揶揄されている。
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