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無居住化集落 四国で２６か所
先月、国土交通省から過疎地域の集落に関する調査結果が発表され、前回の調査から５年間で、住む人がいなくなった集落が四国で２６か所あることがわかり、このうち、まんのう町の山あいに、こうした集落が少なくとも１か所あることが町への取材でわかりました。
国土交通省は、去年１１月からことし３月にかけて、全国１０００あまりの市町村を対象に過疎地域の人口動向について調査を行い、その結果が先月、発表されました。
それによりますと、前回から今回の調査までの５年間で住む人がいなくなったいわゆる「無居住化」した集落が四国で２６か所あることがわかりました。
国土交通省は、県別の数や、どの集落かなどについて明らかにしていませんが、このうち、まんのう町の山あいに、こうした集落が少なくとも１か所あることが町への取材でわかりました。
まんのう町によりますとこの集落には、５年前まで男性１人が住んでいましたが、その後、病気で亡くなり、住む人がいなくなったということです。
また今回の調査では、１０年以内に人が住まなくなるおそれがある集落が四国で１９８にのぼることもわかり、国土交通省は「それぞれの自治体で、調査の結果を過疎対策に役立ててもらうとともに、必要に応じて過疎に悩む自治体へ支援を行っていきたい」としています。
10月12日 09時05分