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LTVの本当の意味とは~通販事業って奥が深いですね~

 草谷 誠

LTVの本当の意味とは~通販事業って奥が深いですね~

新卒でWEB広告代理店、2社目にアンダスと、WEBマーケティングに携わって、早8年が過ぎました。
社会人3年目で東京から福岡に来て、通販事業者さんをメインにサポートさせて頂いていると通販事業の奥深さを痛感します。

事業成長を目標に、通販事業者さんのWEBマーケティングをしていると

・売上の拡大・新規の顧客獲得・顧客のLTV・カートシステム
・クリエイティブ・商品・広告・ブランディング・基幹システム
・物流、倉庫・決済・コールセンター・DM

(などなど、細分化するとまだまだいっぱい有りますが。)

これら多岐にわたる事柄が絡み合って事業成長につながっていることに気付かされます。
なんとも奥が深い。

売上の拡大を行い、事業成長をするためには、どの要素も非常に大切です。
細部までベストな状態に持っていき、お客様に「感動」を与えられた事業者が事業成長できると思います。

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そんな私も前職のWEB広告代理店にいた時は、新規の顧客獲得に重きを置き仕事をしていました。
日々CPAや獲得数を目標に四苦八苦するのですが、先に挙げた全体像が見えないので、
本質が見えづらくなる時がしばしばあり、モヤモヤと戦う日々でした。

CPAが合っているのに、予算が下がったり、広告が停止になったり…
WEBは効果いいんだけども他が悪いから事業を縮小することになったり…
クライアントさんの事業が旨くいかず、広告費用の振込が遅れ、取り立てに行ったり。

自分の無力さ、不甲斐なさ、自分の価値ってなんなんだ?と
悔しさがこみ上げ、奥歯を噛み締めることも多かったです。

どうしたらクライアントさん、その先のお客さんに価値を提供することができるのか…。
考えた先に行き着いたのが、
LTVの概念でした。

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LTVとは「(Life Time Value)顧客生涯価値」で、一人のお客さんが企業の製品やサービスに対して、生涯を通じてどれくらいのお金を払ってくれるか。ということは皆さんもご存知かと思います。

しかし、この考え方だとなんだかお客さんをお金でしか見ていないような感じがして、結局は利益重視の考え方のような気がしてしまいます。個人的には嫌いな考え方です。

そこで、ボクはLTVの考え方を、

 お客さんの「人生」に対してどれだけ価値を提供することができるか?

と考えるように意識しています。
その方が、お客さんも嬉しいし、やってる自分も楽しい。
キレイ事だとは思いますが、その考え方はブレずにいたいと思ってます。

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現在は、アンダスでより深くクライアントに入り込み通販事業をサポートしてます。
多種多様な商品があり、その商品に価値を見い出してもらえるようにアプローチする。
本当に必要としている人は誰なのか…?

管理する項目、最適化する内容、見るべきポイントが多いのですが、

 お客さんの「人生」に対してどれだけ価値を提供することができるか?

この意識を持ち、クライアントさん、その先のお客さんに向き合い、これからも日々チャレンジし続けていきたいです。

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