まだWEB版に上がってきてないみたいだから書き起こしておこう
べ、べつにアンタのためじゃないんだからねっ!
中日新聞 2016-10-12 朝刊12版30面(社会)より
「新貧乏物語」の一部を削除します
おわび
今年5月に掲載した連載「新貧乏物語」第4部「子どもたちのSOS」(全6回)のうち2つの記事に、事実ではない誤った記述や写真がありました。外部からの指摘を受けて社内で調査した結果、第4部を担当した取材班の記者の一人が事実と異なる取材メモを作成し、それを基に原稿を書いたことなどが原因だと分かりました。
誤りがあった記事の1つは、5月19日付朝刊30面の連載3回目「病父 絵の具800円重く」。病気の父親を持つ中学3年生の少女(14)の話です。8月末に関係者から指摘があり、少女のご家族や記者本人の聞き取りなど社内調査を進めた結果、教材費や部活の合宿代も払えない、などとした3カ所の記述が事実でないことを確認しました。記者は「原稿を良くするために想像して書いてしまった」と話しています。
もう1つは5月17日付朝刊31面に掲載した連載1回目「10歳 パンを売り歩く」の写真です。パンの移動販売で生計を立てる母親を手伝う少年の後ろ姿ですが、撮影場所は実際の販売現場ではありませんでした。記者が関係者の自宅前で撮影するようカメラマンに指示していました。
匿名で取材に応じてくださった関係者や読者の皆さまにご迷惑をおかけしたことをおわびするとともに、連載3回目の見出しおよび記事全文、関連の連載ダイジェストと1回目の写真を削除します。
臼田信行・中日新聞取締役名古屋本社編集局長
新聞は事実の報道が使命であり、記者が事実と異なることを自ら知りながら書いたことは到底許されません。深くおわび申し上げます。今回の事態を極めて重く受け止めています。この記者をはじめ社内の関係者を厳正に処分するとともに、記者教育に一層力を入れていきます。なお、「新貧乏物語」の連載全体を調査しましたが、この2本の原稿のほかに問題はありませんでした。