IQ(知能指数)とEQ(心の知能指数)という言葉を聞いたことがある人は多いのかなと思います。近年は『CQ(好奇心指数)』というものも注目されています。
この『CQ(好奇心指数)』は、成長するためには必要なことだとわかりました。
もくじ
CQ(好奇心指数)とは?
CQが注目されたのは、『自信(Confidence)』の著者、トマス・チャモロ=プレミュージック博士が、「IQやEQと同様に、CQも重要だ」という持論を発表したことによります。博士によりますと、CQは「好奇心指数」について以下のように述べています。
CQが高い人は好奇心が旺盛で、新しい体験への親和性が高い。目新しいものに興奮しやすい一方で、決まったルーチンにはすぐ飽きてしまう。独創的なアイデアを思いつくが、反体制的になりやすい。
CQが高い人の特徴
博士によりますと、CQの高い人の特徴として以下のように述べられています。
CQが高い人は、時間をかけて、知性を何かに投資したり、知識を得ることをより多く行います。特に、教育でも形式を重んじる分野、たとえば科学や芸術などで顕著です(中略)知識やノウハウは、経験と同じように、複雑な状況を見慣れたものに構築しなおすことができます。ですから、CQは複雑な問題から簡潔な答えを導き出すための最終兵器なのです。
要するに、CQが高い人は、新しいもの、好きなものに対する知識欲が高いということです。さらに複雑な問題から完結な答えを導き出せる能力があるということです。
「IQ」と「EQ」と「CQ」のバランスが大切
「IQ」「EQ」「CQ」について簡単にまとめる以下のようになります。
- IQ(intelligence quotient=知能指数)
- CQ(curiosity/creativity quotient=好奇心または創造性指数)
- EQ(emotional quotient=感情指数/心の知能指数)
ちなみに、この3つのバランスを頭文字をとって「ICE」というのだそうです。
これからの時代、知能(IQ)、好奇心(CQ)、共感力(EQ)という3つ(ICE)のバランスがとれていることが良いとされています。
CQはトレーニングで高められる
IQ(知能指数)に関しては生涯で大きくは変化を起こしにくいのですが、CQ(好奇心指数)に関してはトレーニング次第で高めることができます。
CQ(好奇心指数)を向上させるには、物事を当然だと思わず、つねに「なぜ」という疑問を持つことです。疑問を持ち続けて解決しようする行為が好奇心に繋がります。
興味があることをじっくり探求するところから始めたいですね。
最後に
CQ(好奇心指数)が高い人は、探求欲・知識欲があり、新しい経験に対して積極的という特徴があります。また、日常のトレーニング次第で高めることができるというのも良いですよね。
例えば、本を読んでいて難しい言葉が出てきたら、読み飛ばすのではなく、辞書で意味を調べるなど小さなことから始めても良いかもしれません。
日常で意外とめんどくさがっていることが、実は知識欲を満たす、つまりはCQ(好奇心指数)を高めるきっかけになっていると思います。日常を「好奇心」という目線で見たとき、また違った世界が広がりそうだと思いませんか?
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 知能(IQ)好奇心(CQ)共感力(EQ)3つのバランス大切!
- 好奇心(CQ)は鍛えられる!
- 探究心を持っていこう!
To be continued…