蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【首都スポ】大学野球 3季ぶり52度目の神奈川大V 3回一挙6点で神奈川工科大を逆転2016年10月12日 紙面から
◇神奈川大学リーグ 神奈川大6−3神奈川工大神奈川大学リーグは11日、横浜市金沢区の関東学院グラウンド(ギオンパーク)で、神奈川大が6−3で神奈川工大を破って勝ち点を5とし3季ぶり52度目の優勝を決めた。ドラフト上位候補のエース浜口遥大投手(4年・三養基)が3失点完投で締めた。神奈川大は秋の大学王者を決める明治神宮大会出場をかけた関東大学選手権(31日開幕)に出場する。 ◇ 三塁ベンチと応援スタンドに向かって、浜口が両腕を突き上げると、歓喜の輪ができた。「大事なところで自分が初戦を落としても、兒玉が投げてくれて、みんなが打ってつないでくれた勝利。自分で抑えて勝った感じはない。支えてくれた周りに感謝です」。ドラフト上位候補左腕は、チームが一丸となっての優勝を強調した。 今春は5位に沈んだ。古川祐一監督(47)は「紙一重の戦い。秋は優勝もあるし、最下位もある、だから1試合ずつ100%出さないといけない、束になって行こうと選手に言いました」と振り返った。勝ち点3どうしの直接対決だった前週の横浜商大戦。浜口が打たれて1回戦を落とし追い込まれたが、兒玉が2回戦で完投勝ち。3回戦は浜口と横浜商大の左沢の投げ合い。1点ビハインドの9回に追いついて延長10回タイブレークでうっちゃった。 優勝を決めた、このカードも初戦を落としながらも勝ち点。1点を追う3回に敵失にも乗じて小沼の三塁打などで一挙6点を奪って逆転。浜口は微妙な制球に苦しんで、5回に3四死球などから2点を失ったが、終盤はリズムを取り戻した。「ブルペンで良かったのにうまくいかず、カッカしたのもあったけど、7回からはテンポ良く投げることを意識して勝つ投球をしました」 3季ぶりのリーグ優勝を決めたが、明治神宮大会まで続く秋の戦いはここからが正念場。関東の5リーグの上位2校が、2枚の神宮大会キップを争い31日に開幕の関東選手権が待っている。創価大の田中正義、桜美林大の佐々木千隼ら今秋ドラフト注目選手たちとの大学では最後の戦い。「そのときには進路も決まっている。正義もいるし、千隼もいてレベルは高いが、関東と神宮とあと2冠取って終わりたい」と浜口。ブレークのきっかけとなった2年春の大学選手権は準優勝。20日のドラフト会議を待ちながら、もう一度体調を整えて大学日本一でラストシーズンを締めくくる。 (小原栄二) ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。 PR情報
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