1回あったらフラレました(´・ω・`)
きっかけはブログのコメントでした。彼女の方からある記事にコメントをいただいて、その後twitterでやり取りするようになり、最終的にはLINEでやり取りしていました。ほぼ毎日メッセージのやり取りをし、たまに写真なども送りあったりしました。このブログには私の婚活に関する記事も多く書いていますから、最初から結婚を念頭にしたやり取りだったと私の方は思っていました。
遠方に住んでいるということでなかなか直接会う機会が持てずにいたのですが、ちょうど予定の合う週末に東京に出てくるということで土曜日の夜と日曜日一日デートすることになりました。好きなものは聞いていたので、土曜の夜はちょっとお高いけれど評判は抜群にいい肉料理の店を予約しました。日曜はざっくり浅草近辺で遊ぶことにしたので雷門から仲見世をぶらついて花やしき遊園地で名物のローラーコースターに乗り、水上バスで日の出桟橋まで行って東京タワーにのぼったりして、昔ながらの東京観光の王道コースを回りました。日曜の夕食を食べながら「楽しかったね」「昨日の肉うまかったね」「このカレーもうまいね」みたいな和やかな会話をこなし、名残惜しかったのですが地下鉄の駅でお別れしました。
その後も前と同じように毎日メッセージのやり取りを続けていたのですが、突然あちらから「もう止めにしたい」旨の話がありました。理由を聞けば、
「あなたは私といる間、ずっとイライラしていた」
「私について否定的な言葉をいっぱい言われて私はとても傷ついた」
「あなたは私のことが気に入らなかったようだからもう終わりにしたほうがいい」
とのこと。
私は非常に困惑しました。会っている間中そのような素振りは見えなかったし、非常に親密な雰囲気でお別れしたつもりだったからです。自分としてはイライラどころか大変リラックスして楽しんでいましたからまったく身に覚えがないことでした。「否定的な言葉」と言われて思いつくことはいくつかあったけれど、そのほとんどは彼女から振ってきたことに同意しただけの話だったと思っています。例えば、「この間友達に二の腕が太いって言われて」みたいな話を振られて
「確かにちょっと太いね」と答えたり。具体的にどんな言葉に傷ついたのか聞いていませんけれど、思いつくのはそんなところしかないんですよね。
そうして当日の自分の言動を振り返って反省していたのですが、そのうち段々と腹が立ってきました。
一番は、私が彼女に対してずっとイラついていて一方的に否定する言葉を投げつけて来たかのように決め付けられたことです。私は彼女に対してイラつくことは一切なかったし、否定的な言葉があったとしても彼女の方から振ってきたから正直に思うことを述べただけでした。私の自覚する範囲ですが彼女の方からそのような話をするように仕向けて来たからそういう話になったのだと認識していました。
次に腹立たしいのは、当日とそれから一週間の間、彼女はそのような素振りを一切見せずに従前通りに振舞っていたことでした。もし不愉快なことがあったのならばその場で言えばいいし、我慢して飲み込むのであればそれを後から(しかも一週間もしない内に)持ち出すようなことはして欲しくありませんでした。相手の態度が気に入らないのは仕方ないとしても、それを腹に抱えながら別れ際まで「楽しかった」などと嘘をつくのは誠実な態度ではありません。そして、勝手に自分で相手のことを決めつけてこちらからは誤解を解く機会も与えられないままに一方的に終わりにしたいと言われるのは不本意です。
結局、実際に会ってみたら彼女が私のことを気に入らなかったというだけの話なのでしょう。それなのに「あなたが私のことを気に入らないみたいだから私の方から終わりにしてあげる」という自分に非がないようなストーリーを作り上げ、そのシナリオに沿うように「私が彼女のことを気に入らなかったのだ」という話をでっち上げて来たわけです。自分の気持ちの安定のためには他人の気持ちを踏みにじることも厭わないということです。非常に誠意に欠ける態度だと感じました。
根本的に私のことが気に入らなかったのは私が彼女について否定的な言葉を述べたことだろうと思います。確かに相手が振ってきたこととは言え、私にはより肯定的な言葉でそれを表現する配慮が欠けていたのかもしれません。
でも、彼女の言い分からは「すべて自分を肯定して受け入れて欲しい」という意図が感じられました。自分のすべてを無批判に受け入れて褒めそやしてくれる男でないと気に食わない、ということなのだと思います。「ああ」と思いましたね。「これがゆとりか。」
彼女は、それまでのメッセージのやり取りの中でも、ときどきちょっとした一言で烈火のごとく激怒することがありました。妙に自己評価が高くプライドが高い印象がありました。彼女は欧州へ留学していた経験がありますが、留学中に外国人にナンパされた経験を引き合いにして「自分のかわいさが世界基準と確認できたのが留学してよかったことの一つだ」と言っていて大いに引いたことがありました。私の美的感覚で評価すると、彼女の外見はよくて中の上程度でした。
彼女は私がしたアドバイスを聞き入れることは一度としてありませんでした。何やらよくわからない屁理屈を言って私の提案はすべて却下されました。今思うと、彼女にとってアドバイスをされるということは、自分を否定されることと同義だったのです。年齢の割に精神年齢が低いような感じがしたのは社会に出て働いた経験がないからだと思っていたのですが、もっと根が深い精神的な問題を抱えていたのかもしれません。あの圧倒的な自己肯定感は先天的なものなのか教育等による後天的なものなのかわかりませんが、現代社会では生き辛かろうと同情を禁じ得ません。
いずれにしても遠方に暮らしてメッセージだけでやり取りすると、そのような精神性の歪みは気づき難いものです。手遅れになる前に知ることができて却ってよかったのだと受け止めることにします。
しかし、血迷って往復の新幹線代まで払ってあげたので、2日間で7万円近く払った挙句のこの結果とは何たることでしょう。基本的に女性にはおごる派ですが、一回の面談でここまで金を使ったのは初めてです。これだけあったら吉原行った方がはるかに有意義な休日を過ごすことができたかと思うと無念極まりありません。
そういうわけで、当ブログの管理人は結婚を前提としてお付き合いいただける方を募集中です。ご興味ある方はメールいただければ誠意をもってご対応させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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