“不法就労”で経営者ら逮捕 宿泊料代わりに働かせ(2016/10/12 11:46)

 札幌市の宿泊施設で就労ビザを持たない外国人客に対し、宿泊料を無料にする代わりに働かせていたとして経営者らが逮捕されました。

 出入国管理法違反の疑いで逮捕されたのは、全国でホステルを展開しているカオサングループの経営者・小沢弘視容疑者(45)と札幌のホステルで清掃員として働いていたマレーシア人の女(30)ら5人です。小沢容疑者と店舗責任者ら3人は、就労ビザを持たないマレーシア人と中国人の女を無料で宿泊させる代わりに清掃員として働かせていた疑いです。カオサングループのホームページでは「ベッドメイキングや清掃の仕事に一日3時間従事すると無料で宿泊できる」とうたい、就労ビザを持たない外国人を募っていました。警察は、小沢容疑者らが他のホステルでも就労ビザを持たない外国人を働かせていたとみて調べています。

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