日本サッカー協会 ハリルホジッチ監督続投の意向

日本サッカー協会 ハリルホジッチ監督続投の意向
サッカー日本代表が、ワールドカップアジア最終予選で初戦の黒星から厳しい戦いが続く中、日本サッカー協会の西野朗技術委員長は、アウェーのオーストラリア戦で勝ち点1を取ったことを評価し、ハリルホジッチ監督の解任の可能性を打ち消しました。
日本はアジア最終予選の初戦で、UAE=アラブ首長国連邦に敗れたため、その後は2連勝したものの、厳しい戦いとなり、第4戦のオーストラリア戦も先制したあと追いつかれ、1対1で引き分けました。

日本代表の強化の責任者の西野技術委員長はオーストラリアとの試合後、「アウェーでポイントを取れたことはいいことだ」と話し、グループ首位を相手にアウェーで勝ち点1を取ったことを評価しました。

そのうえで、一部の関係者やメディアから上がっていたハリルホジッチ監督の解任の可能性については、「ここまでの4試合の検証は必要だが、残り6試合でワールドカップに出場できる可能性はあるし、決してチーム状態は悪くはない。僕自身は考えていない」と述べて、解任の可能性を打ち消し、来月の第5戦、サウジアラビア戦もハリルホジッチ監督が指揮を執るのかという質問に対して、「もちろん」と答え、続投させる意向を示しました。