札幌市立中学の20代の男性教諭が9月、部活動の合宿で女子生徒数人にわいせつ行為をしたとして、札幌・白石署が複数の生徒から被害届を受理し、強制わいせつ容疑で捜査を始めたことが11日、分かった。
白石署によると、教諭が顧問を務める部活動の合宿で「就寝中に胸などを触られた」と複数の女子生徒が被害を訴えた。教諭は大部屋に忍び込み、無言でわいせつ行為に及んだとみられ、自分が被害に遭ったとの申告のほか「寝ていて触られていることに気付かない生徒がいた」との証言もあったという。
札幌市教育委員会によると、被害に遭った生徒が別の教諭に相談して発覚。男性教諭は行為を認めているという。市教委は3日、男性教諭がわいせつ行為をしたと発表していた。