2012年に初めて1000万人を突破したことを皮切りに、2014年には1420万人に。2015年こそ中東呼吸器症候群(MERS)の影響で微減したが、それでも1323万人となっている。そして、訪韓外国人が韓国でトラブルに巻き込まれるケースも珍しくない。
代表的なのは、タクシー料金のボッタクリだ。去る8月もカナダ人観光客がタクシー料金を大幅に上乗せされ、相場の3倍もの料金を払わせられる事件があった。
(参考記事:料金ボッタクリだけじゃない!! 韓国でタクシーに乗ってはいけない3つの理由)
さらに意外なトラブルとして問題視されているのは、韓国を訪れる女性観光客のトラブルの増加だろう。
オーストラリアでは、これまで「女性観光客にとって危ない国」ランキングのトップはインドだったが、最近は韓国がトップに挙がるようになってしまった。
(参考記事:外国人女性の被害続々…“女性観光客にとって危ない国”に落ちた韓国)
訪問する外国人が増えている日韓。悪意ある一部の個人の嫌がらせで、海外からの旅行客が離れてしまうのは不本意なことだろう。今こそ“おもてなし”の精神が求められているのではないだろうか。
(文=慎 武宏)