自分の写メを見て、やっぱり自分老けたな~と思う今日この頃。
どうも、だいちゃん(∀)です!
私のブログ記事から文章を引用していたにも関わらず、引用元を明記していなかった、フリーアナウンサーの長谷川豊氏。
インターネット上で絶賛炎上中の長谷川豊氏。
担当していた番組を全て降板になってしまった長谷川豊氏。
そんな氏とサシで実際に会ってきました! というより、長谷川豊氏が関東からわざわざ私の住んでいる福岡県北九州市までやってきたのです!
さて、私と氏はどんな話し合いをしたのでしょうか? 喧嘩か? 喧嘩なのか!?
長谷川豊氏と喧嘩?
結論から言うと、喧嘩はしていません。ちゃんと私の記事を無断引用していた件については開口一番に謝罪がありましたし、終始穏やかなムードで話し合いが進みました。
私は、
・全腎協に何故謝罪しないのか?
・透析患者達(そしてその家族)に対してブログ上で謝罪をする気はあるのか?
という2点に絞って質問をしました。
全腎協に関しては、
「直接、出向いて謝罪をしようと思い、コンタクトを取っているけれど全腎協側から返事が無い。」
とのこと。
透析患者達に関しては、
「ブログ上で謝罪をする気は勿論ある。」
とのことです。
じゃあ何故、すぐに謝罪しなかったのか。すぐに謝罪をブログ上でしていればことはここまで大きくならなかっただろうに。
そう思う方は多いと思います。私もそう思っている一人です。
しかし、長谷川氏としては、透析患者から構成されている全腎協にしっかりと謝罪することで全腎協とは直接の関係のない透析患者に対して謝罪の意思を示す。そしてブログ上で一般の透析患者やその家族に謝罪をする。
いきなりブログ上で謝罪文だけを掲載するのは、それは謝罪になっていない。
そう考えているようです。
こういった順番に意味があるのかどうかはさておき、私に直接会って謝罪をしたい、と関東から福岡まで本当にやってきて謝罪をしに来たくらいです。
ああ、この人は有言実行する人なんだな~。
と思うので、きっと近いうちにブログ上での謝罪があるのではないでしょうか。
長谷川豊氏との会話
長谷川豊
「”殺せ”は本当に使ってはいけない言葉だったし、記事の内容も今しっかりと読み返すと一方的すぎた。しっかりと患者側からも取材を受けて中立の立場でブログを書かなければいけなかった。本当に反省しています。」
「社会保障給付費が毎年1.5兆円づつ増えています。そのことに本当に心から危機感を抱いていて、このままだと本当に保険適用が必要な人の負担額が増えてしまう。
そういった時に、(今までもニュース番組で透析病棟の取材をしてきたけれど)透析病棟の取材をすることになった。その光景は、医師や看護師さん達が一生懸命に仕事を頑張っているのに、傲慢な態度で接する患者を目にした。
そして他の医療関係者からも取材を進めるにつれて、そういった患者がいるという愚痴のようなものを沢山聞いてしまった。
その勢いで家に帰ってすぐにブログを書いてしまった(しかも深夜に)ものだから、ああいった偏った記事になってしまった。
すぐに謝罪文を掲載しようと思ったけれど、インターネット上でのバッシングなどの影響で退くに退けなくなってしまった。
透析患者さんやそのご家族、全腎協の皆様には申し訳ないと思っています。本当に、本当にすみませんでした!!」
だいちゃん
「”殺せ”は本当にまずかったですね。あと、社会保障給付費が増えているのは確かに医療費が高齢化の影響でだんだん増えているということが影響している部分は大きいと思うし、そのことについては国民全体で考えないといけない。でも、そこで透析患者だけにフォーカスして(焦点を当てて)ああいった記事を書いたことはよくなかったですね。」
長谷川豊
「おっしゃるとおりです。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。」
だいちゃん
「人工透析についても、もっと臓器移植を普及させる、など別の視点から議論するような形に持っていけば、このようなことにはならなかったかもしれません。」
長谷川豊
「そうなんです! そこなんです! 私は2年半ニューヨークで生活をしていたのですが、アメリカでは臓器移植が盛んで人工透析はそれまでの繋ぎでしかない。それなのに、日本では臓器移植があまりにも進んでい無さ過ぎる。そこにずっと疑問を抱いているのです。救えるはずの命を救うことが出来ていない今の日本に違和感を感じています。」
だいちゃん
「人工透析は儲かりますからね。私一人で1ヶ月60万円も医療費を使っています。勿論、全て無料です。税金から支払われています。
日本で臓器移植が進まない背景として、
・日本の宗教観
が一つは関係していると思います。
私はよく臓器移植のことをブログで書いては炎上するのですが(笑) 脳死臓器移植や死体臓器移植について書くと、臓器移植反対派からは、自分の娘や息子が例え死んだとしても、身体に刃物を入れて欲しくない。と言われいます。
じゃあ、なんで火葬はいいの? 燃やしちゃって全てダメになるんだよ? それだったら身体の一部でも、他人の身体の中ででも生き続けられる臓器移植に自分の臓器を使ったほうがいいじゃん? って話なんですけどね。」
長谷川豊
「やっぱり、遺族の心情を考えると嫌なものは嫌なんでしょうね。そういったご遺族の気持ち、私はなんとなく分かりますよ。」
だいちゃん
「ところで話は元に戻りますが、長谷川さんがああいう記事を書いてしまったのは、私は”医信”という若手医師のグループが長谷川さんに何か影響を与えてしまったのでは、と考えているのですが。」
長谷川豊
「ああ、彼らは古い付き合いの友人ってだけで今回の件は全く関係ないですよ(笑)だって、彼らの中に腎臓病のお医者さんはいないですから。」
だいちゃん
「糖尿病の病院の医師はいましたけどね。」
長谷川豊
「そうなんですね。その人とは交流がないので分からないです。」
だいちゃん
「なんか彼ら、金融関連の商品などを取り扱っていてなんだか胡散臭いんですが……。」
長谷川豊
「商品のことはよくわかりませんが、私も理事として関わっている、彼らのやっている一般社団法人というものは決してお金になるようなものではありませんよ。Next Doctor Corporationについては私は関わっていないので良くわからないのですが、ただ、彼らは金の亡者ではありません。
若手医師が、高齢化の影響で患者がどんどん増えている。でも診療報酬は一般の方が思っているより安い。だからどんどん疲弊していっている。そんな状況を変えたいと思っている、熱い子達ですよ!」
だいちゃん
「(昨日、「医信」は胡散臭い、という記事を書いたばかりだ。なんかゴメン……。)」
長谷川豊
「近いうちに、ちゃんと透析患者さん達を取材して、患者さん側目線の記事も書くことを誓います。」
だいちゃん
「お願いしますね!」
といったような会話を繰り広げていました。
そして、長谷川豊氏の滞在時間が無くなってきたので、解散。帰りに手土産を貰いました!
最後に
やっぱりアナウンサーであり、ライターではないので文章の書き方に問題があっただけで、私が話した感じでは偏った思想を持った人、とかそういう感じではありませんでした。
文章の書き方がまずかったんだね。
この方の本職はアナウンサーなのでこの人は喋ったほうが物事をしっかりと伝えることが出来るな、と思いました。
長谷川豊氏は批判したい人がいれば直接あって批判を聞いてくれるそうなので(電話は不可。直接対談のみ。)会いにいけばいいと思うよ。
彼が詐欺師かペテン師か、普通の人かどうかはそうやって実際に会って判断すればいいと思います。
私は普通の、その辺にいる「良きパパ」だと思いましたよ。
だいちゃん(∀)