2度目の直接対決。
非難の応酬に終始しました。
4年後の東京オリンピック・パラリンピックへ。
選手の育成に向けて、本格的に動きだしました。
こんばんは。
ニュース7です。
まずは北朝鮮です。
これまで、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の誕生日など、記念日に合わせるように、弾道ミサイルの発射や核実験といった挑発行為を繰り返してきました。
きょうはそうした記念日の一つ、党の創立記念日に当たります。
さらに、アメリカと韓国による合同軍事演習も始まり、反発を強める北朝鮮が、新たな挑発に踏み切る可能性もあると見て警戒が続いています。
朝鮮労働党の創立から71年の記念日を迎えた北朝鮮。
首都ピョンヤンで撮影された映像では、女性たちがダンス。
大勢の人が、キム・イルソン主席や、キム・ジョンイル総書記の銅像が並ぶ広場に繰り出し。
キム委員長が贈ったと見られる花輪も。
党の機関紙、労働新聞は、1面に社説を掲載。
核開発と経済の立て直しを並行して進める、並進路線に触れたうえで、キム・ジョンウン委員長が、わが国を核強国として高く押し上げたとたたえ、核・ミサイル開発を推し進めていると強調しました。
こうした中、韓国軍とアメリカ軍は。
北朝鮮が強く反発している米韓合同軍事演習を開始。
韓国に侵入を試みる北朝鮮の部隊に対して、海上から攻撃を加えることや、北朝鮮の潜水艦を攻撃することなどを想定して、連携を確認することにしています。
韓国KBSテレビは、こんな報道も。
その北朝鮮。
このところ、活動を活発化させています。
事実上の長距離弾道ミサイルの発射場や核実験場で、車両などの活動が確認されているほか、中距離弾道ミサイルの移動式の発射台にも動きが見られると、韓国メディアが伝えています。
北朝鮮はこれまで、さまざまな記念日や、その直前に、弾道ミサイルの発射や、核実験などを繰り返し実施しているだけに、今回も新たな挑発行為に踏み切る可能性もあるという見方が出ていました。
中国は、記念日を迎えた北朝鮮に祝電を送ったことを明らかにする一方、朝鮮半島の緊張をさらに高めるような行動を取らないよう、われわれは関係各方面に、強烈に求めると強調し、名指しは避けながらも、北朝鮮に対して強く自制を促しました。
各国の懸念をよそに、きょうは静けさを保っている北朝鮮。
新たな動きへの警戒が続いています。
続いてはアメリカ大統領選挙。
民主党、クリントン候補と共和党、トランプ候補の2回目の直接対決となるテレビ討論会が行われました。
注目されたのはトランプ氏。
少し硬い表情で、会場に姿を現しました。
自身の発言への批判が高まる中での討論。
巻き返しのきっかけはつかめたのでしょうか。
女性を見下すような発言が新たに報じられ、党内に支持撤回の動きが広がっているトランプ氏。
逆風が強まる中、討論会直前、こんな作戦に。
ビル・クリントン元大統領から性的な嫌がらせを受けたなどと主張する女性たちとともに、会見を開きました。
果たしてこれでトランプ氏は巻き返せるのか。
2回目のテレビ討論会が始まりました。
前回の討論会と違って、両候補は握手しないまま。
早速、問題の発言が取り上げられたトランプ氏は。
改めて釈明したトランプ氏。
突如、話題をそらします。
さらに、クリントン氏の夫、ビル・クリントン元大統領を引き合いに。
そしてトランプ氏は、クリントン氏が私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で、攻撃を強めます。
1時間半に及んだ討論で、劣勢を挽回できたのか。
トランプ氏の陣営の幹部は。
一方のクリントン氏は、余裕の表情。
アメリカの主要メディアからは、討論会でクリントン氏がトランプ氏を上回ったという評価が出る一方、トランプ氏も持論を展開して持ちこたえたという見方が出ています。
しかし、アメリカ政治の専門家は、次のように話しています。
続いては、衆議院の解散・総選挙を巡る発言についてです。
自民党の二階幹事長は、選挙の風はもう吹き始めているというのが適当だと述べ、党としても、選挙に向けた取り組みを進める考えを示しました。
これに対し、民進党の野田幹事長は、過半数を狙えるよう、全力を尽くすのが筋だと述べ、政権の獲得を目指し、候補者の擁立を急ぐ考えを示しました。
記者団に対し、こう述べた自民党の二階幹事長。
党としても、次の衆議院選挙に向けた取り組みを進める考えを示しました。
これについて、民進党の野田幹事長は、政権の獲得を目指し、候補者の擁立を急ぐ考えを示しました。
その上で、共産党などとの野党4党の連携について、各党との協議を加速させたいという考えを示しました。
体育の日のきょう、オリンピック選手とスポーツを体験できるイベントが開かれ、子どもたちが競泳金メダリストの萩野公介選手らから指導を受けました。
リオデジャネイロオリンピックでは、過去最多のメダルを獲得した日本。
4年後の東京大会、そしてその先に向けて、世界を意識しながら、選手の強化や育成を本格化させています。
日本バドミントン界に、初の金メダルをもたらしたタカマツペア。
競技団体が、10年以上取り組んだ成果です。
その取り組みは、ジュニア世代の育成。
タカマツペアは、この最初の世代でした。
スケジュールは海外での試合で埋まっています。
年代別の代表チームを結成して合宿を重ねるなど、4年後を見据えた育成や強化が本格化しています。
日本が選手の強化・育成の参考にしているのがイギリスです。
リオデジャネイロ大会でのメダルの総数は、自国で開催したロンドン大会を上回りました。
躍進を支えているのが、選手の評価や育成などを担う国が所管する機関です。
ここでは徹底した成果主義に基づき、選手の成績などをチェックします。
そして、メダル確実、メダル有望、国際レベルにランク分けし、それに応じて、強化費を配分します。
いわば選択と集中を行い、メダルが期待できるボートや自転車には、多額の強化費を出すのです。
強化対象となった競技では、専属コーチがつき、生活費も支給されるなど、手厚い支援が受けられます。
一方で、活躍の望みがないと判断されたバスケットボールなどの強化費はゼロです。
メダル至上主義ともいえるこの戦略を、イギリスはさらに徹底していく方針です。
日本は、選択と集中に加えた取り組みにも力を入れます。
メダリストの原石を見いだす、タレント発掘事業です。
先駆的に行っているのが福岡県。
身体能力が高い小中学生を選抜し、最大28の競技を経験させます。
そして、適性を見極めて競技を決めたうえで、メダルを目指すのです。
この事業で、ボートの才能を見いだされた、高校3年生の大門千紗選手です。
もともと柔道やラグビーをしていましたが、手足の長さや体力的なバランスのよさなどが評価され、ボートに転向しました。
僅か2年半で、ワールドカップ9位に入るなど、一気に世界レベルにまで成長しました。
スポーツ庁は今後、こうした取り組みを推し進め、過去最高の金メダル獲得を目指す方針です。
リオデジャネイロから東京へ。
若手選手のさらなる活躍が期待されます。
桐生だ、桐生で先行したい。
ケンブリッジに渡った、日本、2位だ!日本、銀メダル!
日本女子車いすテニス界、悲願のメダル。
上がってきた、上がってきた、辻、銅メダル。
ことしのノーベル経済学賞に、企業などが組織を効率的に運営するための契約に関する理論を構築した、アメリカの大学の研究者2人が選ばれました。
ことしのノーベル経済学賞は、イギリス出身で、アメリカ・ハーバード大学教授のオリバー・ハート氏と、フィンランド出身で、アメリカ・マサチューセッツ工科大学教授のベント・ホルムストローム氏の2人が選ばれました。
2人は企業などが組織の運営のために、従業員や取り引き先、それに株主などと、どのような契約を結ぶことが合理的なのかを理論的に説明する、契約論と呼ばれるモデルを考案しました。
ハート氏は、この契約論の基礎を考案し、ホルムストローム氏は、経営者と株主など、利害が対立する状況で、情報をお互いに共有していることが重要であることを証明して、実際の社会で幅広く応用されています。
ノーベル賞の選考委員会は、授賞理由について、彼らの業績のおかげで、われわれは契約を結ぶ当事者の間で、資産の権利などがどのように割り当てられているのかを分析する手段を得た。
民間市場や公共政策において、どのように契約が作られるべきか、新たな考え方を提示してくれたとしています。
またノーベル財団は、ことしのノーベル文学賞の受賞者の発表を、今月13日の日本時間午後8時に行うことを明らかにしました。
韓国のサムスン電子が販売していた新型スマートフォン、ギャラクシーノート7。
火が出たという不具合で、リコールを進めていました。
しかし、交換後も不具合が報告され、ついにこのスマートフォンの生産を事実上、中断していることを明らかにしました。
真っ黒になったスマートフォン。
さらに、煙が出る様子まで。
ことし8月にサムスン電子が発売したスマートフォンで、バッテリーから火が出る不具合が相次ぎました。
サムスンは、先月から新しい製品と交換するリコールを進め、対象は、世界で250万台に上りました。
ところが。
今月5日、アメリカ南部の空港で、旅客機の中で乗客が持っていたスマートフォンから煙が出て、機内にいた全員が避難する騒ぎが起きました。
メディアは、このスマートフォンが、バッテリーの交換を終えた端末だと伝えました。
こうしたことを受けて、韓国メディアはきょう。
サムスン電子もきょう、最近の発火を受けて、詳しい調査と品質管理の強化のため、供給量を調整していると発表。
事実上、生産を中断していることを認めました。
この機種は、日本では販売されていませんが、スマートフォンの販売で、アップルなどとの激しい競争を続けるサムスンにとって、今回の生産の中断は大きな痛手になると見られています。
ニュースを続けます。
秋田県北秋田市にある森吉山で、登山をしていた48歳から65歳の茨城県の男女7人と昨夜から連絡が取れなくなり、警察と消防が捜索したところ、きょう正午過ぎに、7人全員が見つかり、捜索隊とともに下山しました。
全員けがはないということです。
きのうは、夕方には宿泊施設に到着する予定でしたが、登山に時間がかかり、山の中で一夜を過ごしてから下山したということです。
オープン。
がん患者や家族が、治療への向き合い方や、日々の生活などについて相談できる、国内で初めての施設、マギーズ東京が、きょう、オープンしました。
施設では、常駐する看護師や専門家などが、がん患者や家族の相談に、予約なしで無料で応じます。
さらに、治療中の体によい食事について学べるほか、ヨガなどの運動もできるということです。
プロ野球、クライマックスシリーズのファーストステージです。
セ・リーグは、ファイナルシリーズ進出を懸け、巨人とDeNAが第3戦に臨みました。
1勝1敗で迎えた第3戦。
3位のDeNAは1回、3番のロペス。
絶対打つと、振り抜きました。
2ランホームラン。
DeNAが2点を先制します。
2位の巨人は1点を追う6回、3番村田。
変化球をうまく拾いました。
ホームランで同点。
試合はこのまま延長に入ります。
11回、DeNAはランナー2塁で、途中出場の嶺井。
これが決勝点。
延長戦を制したDeNA。
初のクライマックスシリーズで、ファイナルステージ進出です。
サッカーの日本代表、ワールドカップアジア最終予選で、あす、オーストラリアとアウエーで対戦します。
最終予選前半の最大のヤマ場となりそうです。
日本があす対戦するオーストラリアは、現在、グループ首位。
36歳のケーヒル選手は、日本戦8試合で5得点の嫌な相手。
そのほかの選手も、ほとんどがヨーロッパでプレーしています。
一方の日本は、現在、グループ4位。
選手の離脱やけがも相次いでいます。
不安を抱える中で迎えるオーストラリア戦。
1年をかけて戦う最終予選前半の最大のヤマ場となりそうです。
気象情報は菊池さんです。
こんばんは。
けさは寒くて、目覚めた方も多かったかもしれません。
けさの最低気温から見ていきましょう。
札幌では1桁。
そのほかの地点でも、今シーズンに入って、一番低い気温となりました。
そして、あす朝の予想です。
けさと同じくらいの所が多く、東京はけさより3度も低くなる予想です。
3度もですか。
まだ心も体もじゅんびができていない感じがしますけどね。
そうですか。
暖かくして、かぜなどひかないようにしてください。
あすの天気図、見ていきましょう。
あすも引き続き、秋の高気圧に覆われて、晴れる所が多くなりそうです。
一方で北海道には低気圧が近づいて、天気は下り坂となりそうです。
今週は同じような天気傾向が続きそうです。
本州付近は高気圧に覆われて、晴れ間の出る日が多くなりそうです。
2016/10/10(月) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
▼党創立71年で北朝鮮は▼東京五輪への強化策
詳細情報
番組内容
夜7時、これさえ見れば1日が分かる。今日の日本・世界の今を、あなたのもとへ 【キャスター】高瀬耕造,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】菊池真以
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【キャスター】高瀬耕造,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】菊池真以
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