やぁ。こんにちは。万年幹事のMilkです。
もう入社して数年で、後輩も出来ているはずなのに、結果的に幹事になってます。
おかしい・・・おかしいぞ!!
そして、ここ最近の若い子とのジェネレーションギャップを感じております。
むむ。むむむ!!
レクリエーション担当
私の部門には謎の担当があります。
ほら。設備管理担当とか、労働組合担当とか、皆で手分けして行う仕事があるでしょう?
その中に、「レクリエーション担当」が存在するのです。
まぁ・・・いわゆる、飲み会の幹事ですよ。
でね。普通はローテーション的に言って、だんだんと若手に引き継がれるものなのですが、何やらおかしいことになりまして・・・
私が入社してから、そのローテーションが固定されたんですよ。ノーローテーションですよ!
しかも、「Milk(代表)」とか組織図に書かれてるし。
ええ??同じ部門の同期ちゃんどうした?!俺だけ残していかないでぇ!!
同期ちゃんの初登場記事は以下参照。
因みに、同期ちゃんは、同期の皆から「ぽんちゃん」って言われてます。
由来は、この子は歩くと「ぽん♪ぽん♪」って音が鳴りそうだから・・・
それぐらいファンタージー色が強い子なのです(笑)
しかし、一説には裏のアダ名が有りまして、「黒ぽん」と「スパコン」があります。
何がそう言われる所以かと言うと、この子は滅茶苦茶に頭がいいんです。そのままの意味で頭が良いのもありますが、機転が利く。
例えば、「○○ちゃん(ぽんちゃん)!このビール瓶を一気に飲んじゃってよ!」なんて無茶なバカな振りをするおっさんがいるんですよ。
私なら、「いやー。まってくださいよー。ちょっと無理っすよー!」って返しちゃうか、「うっし!飲みます!見ててくだせぇ!!」と言うところを、ぽんちゃんは、「えへへ。皆さんにお酒をお注ぎしたいので、順番に回ってもいいですか?」って言うの!!
こ・・・この子、恐ろしいわぁ・・・絶対、頭の回転速度が尋常じゃない・・・
なので、「黒ぽん」あるいは「スパコン」と言われているのです。もちろん、愛情を込めてね(笑)
何故かいつも幹事
でだ。ぽんちゃんは、「レクリエーション担当」に名前が無い!
もうお役御免だそうな。
え?俺はなんで残ってんの?!
懇切丁寧に、後輩に「幹事のいろは」は伝授したつもり。
でも、最終的には、幹事をしている自分がいる・・・何故だ?!何故なのだぜい?!
恐ろしい学歴社会
3人ぐらい後輩が出来たので、自分の年代に近い順から、A君。B君。C君としよう。
因みに付け加えると、私は学部卒なので、後輩と言っても、A君、B君は、私より年上だ。C君はやっと私と同い年。彼らは院卒のエリートなのだ。
さて、もうある程度、自分が幹事をやってやり方も教えたので、A君&B君で、C君の配属祝いを企画させたのです。
そろそろ、私もご飯食べる方に回ってもいいよね。
B君は一生懸命に幹事をやって、司会進行をしている。(かなりガチガチになっているが・・・)
あれ?A君は?Aくーん!
A君?!君、テーブルの奥に座っちゃってるじゃん?!
B君かわいそう・・・
すると、隣の課の課長が私を突く。
課長「おい。Milk。お前、あいつを助けてやれよ。Bのやつガチガチになっちゃってやべぇぞ。ぐひひ。」
Milk「いやいや。私ももう幹事は卒業ですよ。A君に任せてますから。彼がやってくれるでしょう。」
課長「それは俺が許さねぇ。お前、AとBが幹事出来るタイプだと思うか?」
Milk「最初は皆あんなもんですって。慣れるまで待ってあげて下さいよ。それに、A君がサポートに入るはずです。それも勉強ですよ。」
課長「Aはいいんだよ!あいつ京大卒で頭いいんだからさ!代わりに、お前がやってやれよ!」
なにその謎理論?!
えーそうですとも。私は地方のバカ大学の学部卒ですよ。
でも、でも・・・あんまりだぁ・・・そんな露骨に「お前バカ」って言わなくてもいいじゃない!!
えぐっ・・・えぐっ・・・
え?どうしたかって?
はい。言われた通り、B君に代わって幹事やりましたとも。
Milkさんに聞けって言われました!
さて、今度は忘年会です。
A君&B君&C君の3人トリオで幹事をすることになりました。ってか、そうさせた!!
もう、今度こそ俺は卒業する!
絶対にだ!!と言うことで、ノータッチにしたのです。
君たちを信じてるよ!僕は、君たちがやり遂げられるって信じてるぅ!!
さて、当日になりました。
すると、C君がなんか慌てて私のところに来たんです。
うん?どうしたのん?
C君が衝撃的なことを言い始めた。
C君「えっと。Aさんは現地作業に行っちゃっていなくて、Bさんは残業で遅れるそうなんですよ。なので、二人からMilkさんに聞けって言われました!!」
俺は一言も聞いてねーぞ!!まず、お店の場所すら知らねーし!
しかも、A君!きみは現地作業に入る予定なんて、前から分かってたでしょ!!
何してくれてんの!!
しかし、突っぱねるのもかわいそうなので、C君と一緒に幹事をすることに。
Milk「お店の場所はどこ?」
C君「あはぁ〜。俺もよく分かってないんすよねー。」
俺にどうしろと??
Milk「いいよ。じゃあ、お店の名前を教えて。PCもう一度立ち上げて探すから。」
C君「あざ〜っす。」
くぅ〜。ノリ軽い〜(笑)
お・・・お金がない?
そんなこんなで、お偉い様方をお店になんとか案内した。
そして、そこまでは良かったのだが・・・
C君、一番奥に座るし! お前! 幹事やる気ないだろ!!
私が、お店の出口付近に座って、司会進行を行うことに・・・
なんで? なんでこうなってんの?
そこへ、B君からLINEが届く。
B君「すみません。残業でまだそっちに行けそうじゃなくって・・・もう少しかかります;」
Milk「いいよ。いいよ。そんなに気にしなくて。こっちは何とかしとくよ。」
B君「ありがとうございます。えっと・・・あのですね。集金したお金、僕が持ってるんですよ。」
うん? お金をB君が持ってる?
じゃぁ・・・あそこで楽しそうにタバコ吸って、馬鹿笑いしているC君は一文無し?
おい!おい!おい!おい!
金、ねーのかよ!!
やべぇぞ。これは、かなりやべぇ・・・
軽く見積もっても10万はかかってるぞ。
おい。どうするよ?
急いで、ぽんちゃんのところにダッシュ。
Milk「お願い!頼みがある!こうこうこういう理由で、金がないんだ!俺と一時的に折半して、今回は払ってくれない?後で、B君からお金は戻ってくるから!」
ぽんちゃん「うん!それは大変だね!よし!協力するよ!!」
ぽんちゃん!マジ天使!!
ぽんちゃんは、課長と話をしていた。
ここで席をスイッチング。
Milk「こんばんは。僕も混ぜてもらっていいですか〜?」
この隙に、ぽんちゃんはATMへダッシュ。そして戻ってくる。
ぽんちゃん「Milk君。なんかあっちの方で、お酒足りないって言ってたよ?」
Milk「そうなの?了解。じゃぁ、また来ますね〜♪」
今度は、私がATMへダッシュ。
途中で、課長から「お金大丈夫?」的なことを言われたが、「全然気にしないで下さい!」ってフォローまでした。
何かバレてたのかな?(;・∀・)
その頃、C君は・・・
C君「がははww まじそれうけるっすねww」
全然、うけねーよ!!(怒)
二次会の場所は?
何とか、忘年会の会計を済ませた。
そして、皆さんを表に出して、お店の中を確認して忘れ物がないかをチェック。
ふぅ・・・これで一安心だ。
すると、C君がドタバタと焦った顔で店に入ってきた。
C君「二次会の場所って、予約取ってたりしますか?」
取ってるわけねーだろ! アンポンタン!!
そこで私は、ぽんちゃんにお願いをした。
Milk「お願い!ぽんちゃん!二次会に参加する人の人数を集めといて!!俺は、急いで場所を探しにいくから!」
ぽんちゃん「うん!分かった! みなさ〜ん!二次会にいかれる方はこっちに集まってくださ〜い!」
ぽんちゃん!マジ天使!!
私は、目星を付けていた飲み屋通りにダッシュ。そして、値切り交渉をして、電話で連絡。
ぽんちゃんからの話だと、15人ぐらいらしい。15人も入れるんだから、もうちょい安くしてくれ!と更に交渉。
OK!決まり!
これによって、何とか二次会を開催できた・・・マジで疲れた。
その後
後日、5万ずつ払ったよって話をB君にして、ぽんちゃんと私は5万ずつお金を受け取った。
しかし、1日経ってから、A君がやってきて・・・
A君「あの、Milkさんの受け取った金額が多すぎだと思うんですよね。5000円ぐらい誤差があって・・・返してもらえませんか?」
え・・・あ・・・うん。別にちょろまかそうなんて思ってなかったんだよ?
酔ってるから、計算がざっくりだっただけで・・・
あんだけ頑張ったじゃん・・・俺・・・
Milk「うん。分かった。はい。どうぞ。5千円。」
とても・・・虚しかった・・・
最後に
おかしい・・・おかしいな。
あんなに何回もレクチャーしたのに、なんでか私が幹事を毎回することになってたんだよな。
あれか?私が、バカ大学出身だから? もう既に、出世コースが決まってる?!
おぅ・・・もう一生、幹事やっとけってことかな・・・
しかし今は、私が休職中だから、あの子たちが強制的に幹事をしていることだろう。
果たして、彼らは上手くやっているのだろうか。
頑張れ! 負けんな! 力の限り生きてやれ!!
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