日本に居ながら国際交流できるボーダレスハウス
シェアハウスは日本に住みながら英語を話す機会、国際交流を作ることができる場所
今回は日本国内および海外に国際交流できるシェアハウスを展開しているボーダレスハウスについて紹介していきたい。
僕自身は海外留学の経験があり、現地で経験した自分のあまりの日本という国の説明の出来なさ、不甲斐なさから英語を学ぶこと以上に自分自身の生まれ育った国についてきちんと理解しておくことが大切だと痛感させられた経験がある。それは僕にとって1つの大きな転機でもあり、考え方を見直す機会になった。
でも、留学するとなれば時間もお金も必要になる。そこで「国内に居ながら国際交流ができる」というコンセプトをもつ多国籍コミュニティシェアハウスに住むという選択肢が広がってきている。いわゆる、日本国内で暮らしながら留学気分を味わうことができる。
さらに、ボーダレスハウスでは「住むなら本気で国際交流してもらいたい」という熱い想いで運営がされている。住んでもらった人たちに国際交流がきちんとできるような様々なルールや仕掛けが設けられている。
ボーダレスハウスってどんな場所?
まずは、国籍も年齢も言語も違う人たちと毎日暮らすボーダレスハウスについてもっと詳しく見ていくことにする。
ボーダレスハウスの特徴・概要
日本、韓国、台湾に計119棟1092部屋を運営、国内は東京74棟、大阪京都に3棟
【男女比】
女性:男性=51:49
【年齢】
20〜30代前半
【国籍】
日本籍50%、外国籍50%(欧米30%、アジア16%、その他4%)
【職業】
(日本人)社会人(外国人)学生、教師、インターン生など
外国人と交流したい、語学学校に通うよりもネイティブと一緒に暮らして学びたいという人たちが中心に生活
各シェアハウスでは男女比、国籍比が限りなく50:50になるように配慮されている。入居募集時も基本的にはこの比率に沿って募集がされている。日本人入居者は圧倒的に社会人が多く、これは2016年10月現在の状況だが、今後さらに増えていくことになるだろう。
入居施設について
【シェアハウス】
一軒家タイプとマンションタイプの2種類
【部屋】
プライベートルーム、シェアルーム(キッチン・お風呂・リビングは共用)
【設備】
ベッド、クローゼット、カラーボックス、衣装ケース、ハンガー、エアコン、テーブル、椅子、キッチン用品など(ハウスによって異なる)
【入居施設の一覧はこちら】
部屋は2種類あり、自分の時間を過ごせるプライベートルームと必ず外国籍の人と同じになれるシェアルームがある。
【プライベートルーム】
【シェアルーム】
また、ハウス内でのコミュニケーションが盛んになるようリビング・ダイニングルームが広くとられており、テレビや冷蔵庫も個人の部屋に設置できないようになっている。ハウス自体も最大で30人まで、基本は10名前後の小規模になるよう配慮されている。
【リビング・ダイニングルーム】
ボーダレスハウスは入居したみんなが集まれる場所をきちんと作ることをコンセプトにしている。基本的にどのハウスも広いリビングルームが用意されており、テレビもこの部屋にしか置いていない。集まって同じ時間を過ごしてもらえるよう考えられている。ここで紹介した写真は一例で、国内の各シェアハウスによって異なる。
入居条件、応募について
【入居条件】
▶︎1ヶ月以上の滞在予定(最長2年間)
▶︎18歳〜35歳まで(高校在学中は×)
▶︎国際交流、言語交流に強い興味がある
▶︎カップル、夫婦での入居はNG
入居については厳選して審査が行われ、国際交流や語学を学びたいという強い意志や目的を持った人を重視している。
旅行者など短期的な滞在は受け入れておらず、長期的に入居してしっかりとハウスで生活を共にできる人が募集できるようになっている。どこにボーダレスハウスがあるか、空室があるかどうか検索したい場合はボーダレスハウスを検索してみよう。
試しに池袋周辺のボーダレスハウスを検索してみた。
シェアハウスを探すをクリックすると検索画面になりマップが表示される。自分の気になるエリアをクリックしてみる。
池袋エリアにあるボーダレスハウス一覧が表示された。この中から気になるハウスを選んでみる。今回は池袋1をクリックしてみる。
チェックしたハウスの特徴と紹介動画、写真などが現れる。ここで実際に選んだハウスがどんな雰囲気なのか、どんな部屋や設備になっているのかが確認できる。この画面から下にスクロールしてみると…
今どの部屋に空きがあるのか、家賃はいくらか、どんな人が住んでいるのか、誰を募集しているのかが分かるようになっている。気になるハウスに空きがあればお問い合わせしてみよう。
ボーダレスハウスの検索はこちらから→BORDERLESS HOUSE
それ以外にも、入居に関するQ&Aや入居した人がどんな経験をしているのかを知るインタビュー記事もサイト内にあるので紹介しておく。
【その他入居に関するQ&A】
http://www.borderless-house.jp/help/
【入居できるシェアハウスの検索】
http://www.borderless-house.jp/jp/sharehouse/?
【入居者のインタビューはこちら】
入居者限定の独自プログラムもあり
入居してくれた人限定でボーダレスハウスが提供する4つプログラムを利用することができる。
- 海外ハウス無料宿泊制度-FREE HOUSE EXCHANGE
- 言語交換プログラム-LANGUAGE EXCHANGE
- ボーダレス入居者全員参加型イベント-BORDERLESS EVENT
- ホームステイプログラム(外国人向け)-SHORT HOMESTAY
1. 海外ハウス無料宿泊制度
他国・他地域のボーダレスハウスに1週間〜1ヶ月間無料で宿泊できる制度。旅行などで利用することが可能だ。国内だけでなく、海外に訪れる一つの動機として活用することができる。実際に現地のホテルに宿泊するよりも、ボーダレスハウスの住人と過ごすことで現地の情報を手にいれることができ、海外旅行をより良いものにできる。(渡航費などは自己負担)
2. 言語交換プログラム
特定の言語を学びたい人のためのボーダレスハウス内での言語交換パートナーマッチングするプログラム。各ハウスのメンバーからそれぞれの言語レベルなどをもとに、スタッフが独自にマッチング。自分の学びたい言語にあった入居者が個別教師となって語学を学ぶことができる。例えば、英語を学びたい人がマンツーマンでレッスンを受けたり、中国語やフランス語など英語以外の言語も洗濯できる。語学学校に行ったような密度の濃い時間を過ごすことができる。
3. ボーダレス入居者全員参加型イベント
全ボーダレスハウス入居者を対象とした参加型イベントを開催。無人島BBQ、ハロウィンイベント、学生団体との国際交流パーティ、浅草&両国参加ツアーなどなど毎年さまざまなイベントが企画され参加することができる。ボーダレスハウスに入居すれば、ただ単純に暮らすだけじゃなく、いろんな場所に出向いて同じボーダレスハウスに住む沢山のバックグラウンドを持った人たちと国際交流ができる機会を提供してくれる。
4. ホームステイプログラム
外国人限定のプログラム。日本での受け入れ先ホストファミリーをスタッフが厳選し、2泊3日のプランで交流ができる。日本独自の地元のお祭り、お城見学、観光地訪問など日本での文化や暮らしをホームステイしながら体験できる。お決まりの観光地を巡るだけじゃなく、日本人の生活そのものを体験したいという外国人にとってありがたい制度だ。
ボーダレスハウスで日本での普段の生活を国際交流の場にする
僕も実感していることだけど、日本にいると基本的に日本語しか使う必要がないので英語自体を学ぶモチベーションを保ちにくい。これは間違いない。だから、あえて英語を使わなければいけない環境に自分の身を置くことで、真剣に英語を学ぶためのやる気にも繋がるし、国際交流として異文化の人がどういった考えを持っているのか深く知る機会にもなる。ボーダレスハウスにはそういった国際交流をきちんと経験できる仕掛けが沢山ある。
最近は多くの地域でシェアハウスで海外の人たちと一緒に暮らすことが盛んになってきている。これまで以上に、海外の人と交流し、一緒に暮らすという選択肢がハードルが低くなり気軽に選べるようになっている。
たとえば、留学してみたいけど普段は時間もないし、お金もなかなか準備できないという悩みがあっても、シェアハウスなら日本に居ながら海外の人と交流を持つことができる。毎日の生活の中で英語を使う機会が得られるし、チャンスを何倍も増やすことができる。
英語を使うだけじゃ見えてこない文化や今の自分に必要なことが見えてくる
英語という言語を学ぶだけなら日本でも出来るし、参考書・本・ネットなどあらゆる方法で英語にアクセスできる環境に僕らはいる。でも、英語を学ぶだけじゃ見えてこないものも沢山ある。
たとえば、宗教の違い、経済・政治に対する意見の違い、何かに対する反応の仕方、価値観丸ごと、日本人への印象、海外の人の生き方など・・・生まれ育った場所がまるで違う人と面と向かって話さなければ気づけない「違い」がある。実際に英語で話してみて、その違いを肌で感じることで新しい発見があるし、少しずつ自分の価値観や考え方が変わってくる。
もちろん、真面目すぎるのも身体には毒だし浴びるほどお酒を飲んで、酔っぱらって、海外の同居人とバカ騒ぎする。ワイワイ、ガヤガヤと今だけを楽しむことだっていい経験になる。
最後に、自分の話になってしまって申し訳ないが、正直僕自身は孤独が苦にならないタイプだ。留学時代はルームメイトと一緒に住んでいたこともあったけど、基本的に誰かと一緒に住むことに抵抗が少しあるし、自分の自由な時間ももちろん確保したい。そう思ってた。でもそれって内向きな思考だったんじゃないかって改めて気づかされた。
アメリカ留学で僕自身も自分の考え方とか根本からひっくり返された経験がある。生活という日常の環境が変わることで当然自分の中で何もかもが変わる。そして自分に足りないものがちゃんと見えてくる。そうやって異文化の刺激を受けながら生活できるって素敵なことだと思う。
ボーダレスハウスには単なる国際交流の場だけでなく、自分自身の日常を大きく変える環境が整えられている。
もし、今の自分に時間とチャンスがあるのであればボーダレスハウスに住むという選択肢を考えてみるのもいいかもしれない。
ボーダレスハウスのサイトはこちら→BORDERLESS HOUSE
ボーダレスハウスはソーシャルビジネスで世界を変えたいという想いを持つ株式会社ボーダレスジャパンによって運営されています。僕のブログにて紹介記事の依頼を受け、書かせて頂きました。当ブログにて広告宣伝記事のご依頼があれば問い合わせフォーム よりご連絡ください。
次回、Part2記事では実際に僕自身がボーダレスハウスにお邪魔して現地の雰囲気などを見てきます。現地で感じたこと、実際に入居している人の様子とか考え方を共有できればと思ってます。
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