こんにちは。
本日もブログのテーマはファミコンですが、
今回はそのCMについて振り返ってみたく思います。
記事タイトルにも書いたけど、今思うとファミコンってゲームの質よりも
そのCMのほうがクオリティーが高いというか、インパクトが強かったと
いうものも数多くあります。そのファミコンのCM映像をあらためて見て
思わず唸ったのはゲームメーカー「ナムコ」の初期CM。
YMOの細野晴臣の音楽とスタイリッシュな画面、そしてキャッチコピー
「重いカルチャーを
『オモチャー』という」
ゲームというサブカルチャーを=カルチャー(軽チャー)と表現して
その対義語として「重いカルチャー」=重チャー(おもちゃ)という造語はうまい。
そしてもうひとつ。
「クーソーしてから寝て下さい」
糞(空想)して寝ろ!という親の小言に子どもの遊び心の象徴である
「空想」という単語を組み込んだ、下品ながらも秀逸なコピー。
小学生だった頃は普通のCMと思って見ていたけど、ある日この映像が
たまたま脳裏をよぎり、そのフレーズの意味に気づいた時
そういう事だったのか!と思わず膝を打ちました。ちなみにこのコピーを考えたのは
やっぱりというか糸井重里。
次に紹介をしたいCMは「PAX」。
皆さん、パックスパワーグローブを覚えていますでしょうか?
コレなにかっていうとファミコンの周辺機器。コントローラーがついた
グローブを右腕にはめてゲームを操作するという商品でした。
どんな使い方をするかはCMを見てもらえばわかると思います。
僕も友人がコレを持っていたので使ってゲームを遊んでみたことがありますが
感想をのべると「操作性が最悪で機材も重い」
腕を上下左右に動かすとそれに合わせてキャラも動くといった話だったけど
うまく操れないどころか長時間このグローブをはめていると腕が重くなってくる。
この商品の大ヒットを根拠もなく確信していたのかこのメーカーは
パワーグローブの発売を「PAXのしわざ その1」と称して、その後も
幾つかの企画を考えていたもようですが、なにせこの商品が全然売れなかったため
その後の企画も頓挫。その2とその3は具体的にどんな企画だったのかわかりません。
ご存知の方がいらっしゃったら情報をぜひ。
さてさてさて、次。
次に紹介したいゲームのCMは僕個人が、未だに「謎」を引きずっている
ゲームのCMです。
シューティングゲーム第三弾で
1987年のTDK全国キャラバンファミコン大会公式ゲームソフト。
デパートのデモで遊び、その難しさに音を上げて結局買わなかったんですけど
このCMのナレーションでモアイみたいなキャラ「アトランコマンダー」を前に
意味ありげに語っている
「巨大アトランコマンダーに隠されているものは、果たして何か」という謎が
未だにわかりません。この、アトランコマンダーというのは3面のボスなので
おそらくハイスコアでこのキャラを倒す手段だとかそういった話ではと思うのだけども
これについてはまったく情報なし。google先生もお手上げ。
こちらのゲームについても情報をぜひお寄せ下さい。