『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』(水野敬也、飛鳥新社)を読みましてね。
というか、読み終わってから2週間くらい経つんですけど、ええ。
いろいろ学んじゃったのでここに思い出しながらメモしていきますよー。
もくじ
概要
今回は神様がいろいろ出てきます。
ガネーシャの他に、釈迦(前作にも出てたっけかな?)、貧乏神の金無幸子さん、死神・・・あ、こんなもんかな?
主人公は売れないお笑い芸人の西野勤太郎くん。
脱サラしてお笑いの道に進むが、8年間ずっとうまくいかない。
そんな時にガネーシャが現れて「ワシとコンビ組まへん?」なんて言われ・・・。
って話だ!
他人の意見を素直に取り入れてみよう!
最終的に成功する人間ちゅうのはな『自分に自信がない』ちゅう『不安』を持ってる人間なんや。そういう人らが、人の意見に耳を傾けて、試行錯誤していくことで最初の頃には想像もでけへんかったような成長を遂げるんや。
もちろん他人の批判を恐れずに自分を貫くんも大事やで。でもほとんどの人が他人の意見を聞かへん本当の理由はな、『直すのが面倒だから』やねん
ガネーシャの言葉!
おおおおお、耳が痛いいいいいい!
そうなんです。
自己流に固執しすぎて他人の意見に耳を貸さないでいても成長ってないんです。
そして、自己流って要は”自分にとってやりやすく楽な方法”なので、他人のアドバイスを取り入れるには「面倒」の壁が生じてくるんです。
けどね、向上を望むんならそこを頑張って乗り越えていかないとね。
毎日勉強するのも「面倒」です。
ブログ書くのはそんなに面倒じゃないけど、そこから派生していろいろカスタマイズしたり設定を変えていくのも「面倒」です。(ていうか苦手^^;)
アフィリエイトプログラムの申請も「面倒」・・・。
けど、それをやっていかないと進まないしね。
そんな感じですね!
「南の島でのんびり暮らしたい」っていう人は貧乏神に人気!
多くの人が、お客さんというのは単純に『お金を払う人』だと思っていますが、それは違います。たとえばお金を払って食べ物を買ったとしても、食べ物を売っている人に『ありがとう』とか『おいしかったです』とか声をかける人は店員さんを喜ばせています。そうではなくて、『お金を払っているんだから喜ばせてもらって当然』と考えて偉そうな態度を取る人が『お客さん』なんです
だからよく『お金持ちになって南の島でのんびり暮らしたい』なんていう人がいますけど、そういう人は意外と貧乏神に人気があったりするんですよ。だって、その人は『お客さん』になることを目指しているわけですから
貧乏神の幸子さんの言葉!
はい、耳が痛いいいいいいいい!!
今作だとこの貧乏神の幸子さんが鋭いことを連発するんです。
ぼくも「沖縄やカリフォルニアでのんびり暮らしてえ」って思ってました!
ああああ!猛省!
「人を喜ばせる」ってことに集中しないといけないんですね!
このブログで人を喜ばせていこう!
教員になったら、生徒らや保護者の皆様、同僚の先生方を喜ばせられるように考えていかないとな!
ちなみに店員さんに「ありがとうございます」ってのは日常的に言っています!
もう意識せずとも言いまくっています!
あざっす!
有名になることに意味があるのか?
お笑い芸人になる前は、とにかく多くの人に自分を見てもらいたかった。
多くの人に知られ、有名になることに意味があると思っていた。
でも、人前に立ち続けると気づくことがある。
それは、多くの人に見られるということは、多くの人に「評価されること」であって、それ以上でもそれ以下でもないということ。もちろんそこで高い評価を受ければ、多くの人に喜んでもらえる。でも、もしその場で見せるものがつまらなかったとしたら、そのつまらなさもまた、多くの人に伝わることになる。
だから大事なのはたくさんの人に見られることじゃない。
たくさんの人を喜ばせることなんだ。
主人公・西野くんの言葉。
西野くんは自分がお笑い芸人として成功しようとしていたが、そのスタンスを物語の途中で変える決断をします。
コント・オブ・ゴッドというお笑いの大会に出場するも、(ここはいろいろ諸事情があるのですが)後輩の松田が勝ち進んで優勝できるように自分は退いて松田をサポートするようになります。
西野くんが8年間必死に勉強してきたお笑いの知識等も総動員させて。
苦行の中に答えはない。けど、苦行に意味がないとは思はない。
そんな話も釈迦との間で出てきます。
たくさんの人を喜ばせるために、全部が生きてくるんですね。
読もう!
他にもブックマークしたところいろいろあるんですけどね!
水野敬也先生の『夢をかなえるゾウ』シリーズは心があたたまりますね!
みんな、とにかく、読もう!
考え方が素敵だ、水野先生!
それをユーモアたっぷりに、コメディーを織り交ぜて楽しく読ませてくれる!
あ、成功したいお笑い芸人も必読の一冊ですね!