先日の長野旅行でA1理論さんの読者の方から、phaさんの『持たない幸福論』をいただきました。
この本は、京大卒の頭脳を持ちながら、「働きたくない」「家族を作らない」「お金にしばられない」というニート的生き方をしているphaさんの考え方を書いた本です。
本を読むことで、生きるのが楽になる
この本で、一番印象に残った部分は、表紙の裏の文です。
知識は人を自由にする。いろんな本を読んで、世界にはいろんな価値観や生き方があると知ることができて、自分の生き方にある程度自信を持てるようになった。本を読むことで、僕は生きるのが楽になった
phaさんがこの本で書いている事はゼロから作りあげた事ではなく、読んだ本の内容と「だるい、働きたくない」という気持ちをリミックスしてまとめた感じだそうです。
生きづらさはプレッシャーのせい?
最近、大手企業の過労死が話題になっています。
あまり詳しく知らないので、想像ですが、亡くなった彼女は、学生時代に受験勉強もしっかりやっていて、社会人になればテスト勉強からも解放されて、楽しい生活が送れると思っていたのかもしれません。
ところが、入った会社はブラックで・・・・。「今まで一生懸命に勉強してた結果がこれなんて!」と絶望感でいっぱいだったんだと思います。
しかも走ってるレールが高ければ高いほど、下りるのには勇気がいりますし。
いろんな人がいて、いろんな価値観を知る事
タレントの島田紳助さんがある番組で
「自分の子供を私立ではなく、普通の家庭と同じように、公立の小学校に入れている。勉強の出来ない子も出来る子も、いろんな子供が公立にはいるから社会とはこういうものだ、という事を自分の子供に分からせるためや。」みたいな事を言っていました。
教育は、勝ち組になるために勉強する事よりも、いろんな人がいていろんな得意分野があるけど、自分は何が得意なのか何が好きなのかを発見する事のほうが大事なんですよね。
先日、A1理論が書いた記事
過労自殺したくなったらゲストハウスに逃げ込め!今まで悩んでたことがアホらしくなるよ!働くことも!(笑) - A1理論はミニマリスト
これもあながち間違ってなくて、私は交流が下手なのですが(笑)特に平日のゲストハウスは、ちょっと変わった人が泊まっていて、いろんな価値観を知って、なんか元気が出るという事があると思います。
上記の彼女も、仕事を休んでフラッと旅にでも出れば、死なずにすんだかもしれません。
知識は人を自由にする
ぼんやり不安に思っている事も、不安に思ってるだけじゃなくて、ちょっとづつ本を読んだり見識を広げていきたいとこの本を読んで思いました。
知識をつければ、大切な人をまもる武器にもなり得るんですよね、きっと。