韓国自動車業界、9月の国内販売が急減

 現代自動車の9月の国内販売台数が前年同月を20%下回った。個別消費税引き下げの撤廃による影響、秋夕(中秋節)連休による操業日数減少に加え、7月から続いている労組のストライキが決定的な打撃となった。国内工場の輸出は24回にわたるストライキなどの影響で前年同月に比べ20.9%減少した。

 起亜自動車も9月の国内販売が14.9%減少した。新型K7を除く大半のモデルで販売が軒並み減少し、7月から17回のストライキを決行した起亜自国内工場の生産台数も19.5%減少した。

 現代・起亜自の大幅な販売減少が響き、韓国自動車メーカー5社の9月の国内販売台数は前年同月に比べ13.2%減少した。

 韓国GMは先月初めまでの部分ストライキなどの影響で、9月は国内販売が14.1%減の1万4078台、輸出が11.6%減の3万1035台にとどまった。双竜自動車はティボリが好調で、販売台数は5.7%増の1万2144台だった。国内販売は1.2%減少したが、輸出が22.2%増えた。

辛殷珍(シン・ウンジン)記者
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