2016年10月4日、中国では食品汚染が原因で2015年に約1万人もの死者が出たことが、中国社会科学院の都市発展環境研究所がまとめた報告書「都市青書No.9」で明らかにされた。参考消息網が伝えた。
報告書では、食品の安全に影響を及ぼす要因として、土壌、大気、水などの汚染、化学肥料の過剰使用、抗生物質の乱用などを挙げ、経済的な損失額は50億元(約765億円)に上るとした。
報告書によると、中国の化学肥料使用量は世界全体の35%を占め、米国とインドの総和に相当する。中国の農地1ムー(0.067ヘクタール)当たりの化学肥料使用量は平均21.9キロで、世界平均の8キロをはるかに上回り、米国の2.6倍、EUの2.5倍に達している。下水に捨てられた油を精製して再生した食用油「地溝油」が毎年200万〜300万トンも食卓に上っている。(翻訳・編集/柳川)