サッカー:「ソン・フンミンの得点機会奪った」 ラメラSNSに韓国語で罵詈雑言

 プロチームのPKキッカーは普通、監督が一番手をあらかじめ決めておく。試合中の不必要なもめ事を防ぐためだ。「ナンバーワン・キッカー」は90分間フル出場できる中心選手が主に務める。トッテナムの場合、一番手はレギュラーのFWハリー・ケイン=英国=だった。

 しかし、ケインはけがで3試合連続欠場中だった。この試合を解説していたSPOTV解説者の金秉址(キム・ビョンジ)氏は「二番手・三番手・四番手をきちんと決めておく監督もいるし、キックが得意な選手3-4人を選んでおき、一番手以外の順番は決めていない監督もいる」と説明した。トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「一番手以外の順番は決めていない監督」だったと思われる。同監督は試合後のインタビューで、PK前のもめ事について、「ケインが一番手で、ラメラとソン・フンミンは二番手か三番手だが、最終的には選手同士で相談して決めること」と言った。

 ソン・フンミンは3日午後、仁川国際空港に到着し、ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選(6日カタール戦、11日イラン戦)に備えている。ソン・フンミンはインタビューで、「僕が蹴ろうとしたが、ラメラは自分が蹴ると言った。でもラメラには(PK失敗で)落ち込まないでほしい」と答えた。

 ウリ・シュティーリケ韓国代表監督が先日、ソン・フンミンのことを「実力はあるが、横柄な態度は正すべきだ」と指摘したことについて、本人は「僕に悪いところがあったので、監督が苦言を呈した」「僕に悪いところがあったのは分かっている。監督がそう言うのも当然だ」と語った。

イム・ギョンオプ記者
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