テーマ：成分解析 洗剤・クレンジング
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マナラ ホットクレンジングゲル 解析
乳化力：★★☆☆☆
脱脂力：★★☆☆☆
皮膚安全性：★☆☆☆☆
酸化安定性：★★★★☆
流しやすさ：★★☆☆☆
保湿力：★★★☆☆
さっぱり感：★★☆☆☆
肌なじみ：★☆☆☆☆
価格適正：★★☆☆☆（ 200g：4105円）
総合評価：★☆☆☆☆
温感作用のホットクレンジグゲルということですが、
そもそも一般的な温感成分は入っていません。
通常は比較的安全な生薬の温感剤（トウガラシやショウガなど）
を少量用いるのがセオリーなのですが、
これにはそれらの成分が見られず、
グリセリンやDPGなどの多価アルコール類に、
水が加わることで発熱する性質を応用した温感ゲルとなります。
しかしDPGは刺激性が強い性質があることと、
水分の量による発熱量が不規則で素人では調整がしにくい
などの点で、
こういった温感製品は少し問題があると考えられます。
そもそも
オイルや界面活性剤よりもグリセリンやDPGが高配合の時点で
乳化力やクレンジングとしての洗浄力はほとんど期待できません。
そればかりか、
DPGによる皮膚＆眼刺激性
粘膜が近い顔部への使用が基本
粘膜に付着した際にアレルギーを引き起こす可能性があるタンパク質成分含有
長時間皮膚上に乗せておく必要がある製品設計
様々な点で安全に使用出来る化粧品としての条件を逸脱しています。
クレンジングは汚れを落とす為の洗浄剤です。
洗浄剤に美容成分（？）は必要ありません。
美白剤やコラーゲンなど無駄に配合していますが、
荒い流すが基本の洗剤には無用の長物（むしろ危険）です。
洗顔剤でもよく言っていますが、
「顔に使う洗剤の成分はシンプルが鉄則」
です。
→茶のしずく「小麦アレルギー」の本当の原因とは
これらの点で、
こちらのクレンジングは使用リスクが大きすぎると判断できます。
これの少し心配なところが、
アフィエイトブロガーが大勢宣伝していることです。
→「ブログで一斉に取り上げられる化粧品」のカラクリ
某クチコミサイトでも大量のサクラクチコミが見られますね。
他にも「7つの無添加」にもかなり胡散臭い点が多々見られ、
メーカーとして十分な良識のあるものとは言えません。
願わくば、
今後大きな問題に発展しないで欲しいですね…。
マナラホットクレンジングゲル
内容量200g 4104円
成分名
グリセリン DPG オリーブ油 （ベヘン酸／エイコサン二酸）ポリグリセリル－10 （ベヘン酸／エイコサン二酸）グリセリル ＰＥＧ－10ヒマワリグリセリズ ステアリン酸グリセリル（SE） 水 ラウリン酸ポリグリセリル－10 ミツロウ ダイズ油 カロットエキス スクワラン α-アルブチン ハチミツ トコフェロール テトラヘキシルデカン酸アスコルビル ヒアルロン酸Na ヘマトコッカスプルビアリス油 セレブロシド サフラワー油 ポリグルタミン酸 ローヤルゼリーエキス ザクロ果実エキス 加水分解コラーゲン セイヨウトチノキ種子エキス プエラリアミリフィカ根エキス 加水分解酵母エキス ダイズ種子エキス メマツヨイグサ種子エキス BG リモネン ペンチレングリコール シアノコバラミン フェノキシエタノール
美容成分90.4%で、ダブルクレンジング不要なので、肌に必要な成分を奪うことはありません。7つの無添加で敏感肌でも安心。
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