ワインが健康や美容に効果があるなんて聞いたことがある人は多いかもしれませんが、美容を目的に赤ワインを飲んでいる人は少ないと思います。しかし、赤ワインに含まれる様々な栄養素は、他のお酒と比べてみると健康や美容効果に優れているといわれています。今回は赤ワインから得られる健康と美容の効果について紹介したいと思います。
- ワインから得られる『健康効果』
- ワインから得られる『美容効果』
- ワインは原材料や製造法
- 赤ワインを知る
- ポリフェノール含有量は断トツ
- サングリア(女性におすすめの飲み方)
- 健康効果
- 美容効果
- セブンイレブンの赤ワイン『ヨセミテ・ロード』
- その他のコスパが良い定番ワイン
まず、赤ワインを摂取することで得られる効果をご紹介します。
ワインから得られる『健康効果』
1.認知予防
2.動脈硬化の予防
3.がん予防
4.中性脂肪脂肪低下
5.糖尿病の改善
ワインから得られる『美容効果』
1.シミを減らす
2.ターンオーバーの促進
3.肌の潤いとハリの維持
4.脂肪燃焼の促進
5.角質のケア
6.腸内美化
ワインは原材料や製造法
1.スティルワイン(非発泡性ワイン)
赤ワインをはじめ、白ワインやロゼワインといった一般的にワインと呼ばれるものがここに属します。炭酸ガスを含んでおらず、アルコール度数が9~14度なのが特徴です。
2.スパークリング・ワイン(発泡性ワイン)
炭酸ガスが入って泡立っているワインです。シャンパンが代表的です。
3.フォーティフライド・ワイン(酒精強化ワイン)
スティルワインが発酵している途中、もしくは発酵した後に、ブランデーなど度数の強いお酒を加えてアルコールの度数を上げることによって、保存性を高めコクを出したワインです。ポルトガルのポートワインやスペインのシェリーなどが有名です。
4.フレーヴァード・ワイン(アロマタイズドワイン/香味付けワイン)
スティルワインに香辛料や果汁、薬草、甘味料などを加えて風味をつけたワインです。カクテルの原料や食前酒、食後酒に用いることが多く、サングリアやベルモットなどがあります。
赤ワインを知る
赤ワインの原料は、色の濃い黒ブドウ品種です。ちなみに、白ワインは色が淡い白ブドウ品種が原料です。原料のブドウを皮ごと潰し、醗酵させてつくります。発酵は室温で行うため、飲むときも室温のものが一般的です。作ってすぐの頃は赤色が薄いですが、時間が経ち熟成されほど色が濃い赤色に変化していきます。色だけでなく、味わいも重みのあるものへと変わっていきます。白ワインよりもアルコールの度数が高く、細胞を酸化させ老化を招く活性酸素を抑制するポリフェノールも、白ワインより多く含まれています。そのため、健康や美容のために赤ワインを選択する人が多いようです。
ポリフェノール含有量は断トツ
ポリフェノールにもさまざまな種類がありますが、赤ワインにはカテキン・フラボノイド・アントシアニン・タンニン・シンプルフェノール・レスベラトロールと多種多様なポリフェノールが含まれており、効率的に摂取することができます。
赤ワインに含まれているポリフェノールまとめ
1.カテキン
2.フラボノイド
3.アントシアニン
4.タンニン
5.シンプルフェノール
6.レスベラトロール
ポリフェノールの効果
ポリフェノールには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去します。活性酸素はニキビやシミ、お肌の老化の原因と言われています。呼吸によってとりこまれた酸素の一部が酸化して、カラダに悪影響を与えます。ストレスや紫外線、喫煙によって活性酸素が増えすぎると、肌への悪影響のみならず、がん細胞を発生させることもあるといわれています。ポリフェノールは他にも、抗酸化作用で悪玉であるLDLコレステロールの酸化を抑えて血液をサラサラにし、コレステロール値を下げて血栓や動脈硬化を防いでくれます。目の疲れにもポリフェノールは効果を発揮します。最近の実験では、赤ワインの主成分でポリフェノールの一つレスベラトロールには加齢にともなう健康状態の低下を防ぐ事がわかってきています。
適量はグラス1〜2杯
アルコールですので、飲みすぎはよくありませんが適量は、1日にワイングラス1〜2杯(150〜250ml)程度と言われています。赤ワインに限らず、アルコールを1日に1〜2杯程度飲む人は、全く飲まない
サングリア(女性におすすめの飲み方)
サングリアとは赤ワインや白ワインを甘いソーダやオレンジジュースなどで割って、一口大に切った果物(レモン、リンゴ、バナナ、オレンジなど)とシナモンを少々加えた飲み物。
健康効果
1.認知予防
赤ワインのポリフェノールの中でも、ミリセチンとレスベラトロールが認知症の予防に有効であるといわれています。どちらも抗酸化作用があり、脳細胞が酸化して破壊されるのを防いでくれるんだとか。
2.動脈硬化の予防
動脈硬化は、高コレステロール血症によって進展していくといわれています。赤ワインに含まれるポリフェノールには、抗酸化作用があるため、悪玉コレステロールがより悪性の高い悪玉コレステロールに変形するのを防ぐ効果があるようです。
3.がん予防
抗酸化作用のあるポリフェノールは、多量に摂取することで、腫瘍の成長させるための栄養を運ぶ血管が形成されるのを止める働きがあります。その結果、癌の腫瘍が発生したり成長したりするのを抑制し、結果癌を防ぐといわれています。
4.中性脂肪脂肪低下
ポリフェノールには、中性脂肪が増えるのを抑える効果が期待できるそうです。これは、赤ワインを摂取することによって、脂肪を代謝する褐色脂肪細胞の粒が細かくなるためです。
美容効果
1.シミを減らす
赤ワインに含まれるプロアントシアニジンは、原料のブドウ種子や皮にある渋み成分で、強い抗酸化作用があることが分かっています。ある食品会社の実験によると、半年でシミの改善効果が明確に確認されたと報告もあるようですね!
2.ターンオーバーの促進
肌のターンオーバーを整える働きもあります。肌の機能が劣化することで、ターンオーバーが遅くなり、毛穴が詰まったり、くすみが発生したりする可能性があるとか。レスベラトロールが細胞分裂を促すことで、新しい細胞がどんどん作られ、正常なターンオーバーへと繋がっていきます。
3.肌の潤いとハリの維持
赤ワインの栄養の1つ、アントシアニンは、抗酸化作用があるといわれています。細胞を酸化させて老化を招く活性酸素を抑制することで、アンチエイジング効果が期待できるかもしれません。また、血行促進の機能があるため、肌にハリと潤いを与えるといわれています!
4.脂肪燃焼の促進
ワインには脂肪燃焼を助ける働きがあるといわれています。ワインの原料であるぶどうには、ピセアタノールという物質が含まれています。この物質には、若い脂肪が生成するのを遅らせ、さらに脂肪細胞が成長していくのを妨げる効果があると考えられています。
5.角質のケア
赤ワインには、AHA酸という成分が含まれています。AHA酸は一般的に「フルーツ酸」と呼ばれており、自然に発生するものです。そのため、他の酸と比べると、細胞に優しい酸であるといわれています。AHA酸は、肌の古い角質層を溶かし、一番上にある表皮細胞だけを取り除いてくれるんだとか。その後、新しい皮膚が自然と再生されるのです。よって、全身のごわつきやざらつき、くすみなどを取り除き、すべすべの肌へ導く効果が期待できるようです。
6.腸内美化
赤ワインのポリフェノールは、摂取することで善玉菌が増加したり、便臭を軽減したりするといった研究報告があります。そのため、腸内環境を美化する飲み物といえるかもしれません。
セブンイレブンの赤ワイン『ヨセミテ・ロード』
価格:615円(セブンイレブン)
人気番組『マツコの知らない世界』で、実際にマツコ・デラックスがセブンイレブンのワインを飲み、その味を絶賛。コストパフォーマンスの高いワインだと表現されています。こちら番組の放送後には3日でセブンイレブンのワインが品切れ続出となり、出荷停止となったようです。今でも高い人気を維持してますが、普通に購入は可能だと思います。
ワイン「ヨセミテ・ロード」も紹介。さっそく白ワインを試飲すると、マツコは「615円の味ではないね」「よくできてる、本当に」と驚きの表情に。格安な値段からは想像できないほど、味に深みがあるという。
その他のコスパが良い定番ワイン
その他、コスパが良いと定評のあるワインを並べておきます。
1.コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ヴァラエタル SC
価格:1170円(Amazon)
2.ボルサオ・クラシコ・ティント
価格:940円
ボルサオ・クラシコ・ティント 雑誌[一個人]にて全298本中最高得点を獲得した頂上ワイン スペイン 赤ワイン 750ml ミディアムボディ 辛口
- 出版社/メーカー: ボルサオ
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3.サンタ・アナ クラシック マルベック 750ml
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4.イエローテイル シラーズ 750ml [ミディアムボディ]
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5.ドメーヌ・ポール・マス クロード・ヴァル 赤 750ml
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