脱税、ITデータも調査
クラウド情報、強制的に収集 財務省、68年ぶり法改正検討

2016/10/10付
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日本経済新聞 朝刊
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 財務省と国税庁は脱税調査(総合・経済面きょうのことば)に際し、クラウドなどインターネット上に保存されているメールなどの情報を強制的に押収できる権限を認める検討に入った。国税犯則取締法を68年ぶりに改正し、2017年にも実施する。IT(情報技術)を駆使した悪質な脱税や国際的な税逃れが増えていくとみており、国税の査察権限を強化する。夜間の強制調査も可能にする。

 財務省が今月開かれる政府の税制調査会に…

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