2016-10-10

きのう宿泊拒否をされた話

きのう神戸ドライブデートしてきたときの話。

食事して、芦屋にあるフランク・ロイド・ライト建築見学して感動して、ついでに六麓荘の超高級住宅街を冷やかして。

車の中で、あ、あれ〇〇の社長宅だよ!〇〇だ!〇〇!とかくだらないこと言って、とっても楽しかった。

それからラブホテルに行ったんですよ。

ロードサイドにある、わりと大きな新しめのホテル

無人フロントで、部屋をパネルからボタンで選ぶ、よくあるシステム

三連休のまんなかだからか、安い部屋はけっこう埋まってて、高い部屋しか選べない。

ぎゃー、この部屋、サウナあるんだって。すげー。部屋の写真、なんかすごいよ。どないしよ。とか言って、部屋選んで。

最近ラブホテルってすごいんですね。

一階のホールにウェルカムドリンクバーみたいなのがあるの。アイスクリームまでサービスで置いてあるの。

かいピノみたいなアイスをカゴに入れて、ジュースを入れて、ふたりエレベーターに乗った。

最上階について、どんな部屋だろってワクワクしながら廊下を歩いてたら、そこで、従業員が出てきて、男同士のご利用はお断りしてますって言われた。

つれが、あ、そうなんですかって言って、僕は何にも言わないでそのままエレベーターに戻って、一階まで降りて、カゴからアイスクリーム冷凍庫にもどして、ドリンクバーのコップはどこに返したらいいのかわからなかったから、サーバーのとなりに置いて、ふたり駐車場に戻った。

恥ずかしいみたいな気持ちになって、その次に、あ、差別されたんだなあって気がついて、全身を墨で塗ったみたいに重たくて暗い気分になってしまった。

それで、きのうはなんかずっとしんどくて、寝れなくて、今これを書いている。

なんとなく、自分差別されても論破できるだけの理論武装してるつもりだったけど、実際に差別されると、脱力して、すごく落ち込んだような気分になって、戦う怒りも気力もぜんぜんでなかった。情けなかった。

1955年バス白人専用座席に座り続けて、逮捕されても戦ったローザ・パークスのようには、僕はなれなかった。

2016年異性愛者専用のホテル性別理由宿泊拒否されて、ぼくは抗議もしないですごすご出て行ったのだった。

ぼくはどうすればよかったのか、性別理由にした宿泊拒否違法性がないのか、違法性があるのだとしたらどこに通報するのが効果的かなど、詳しい方がいらっしゃったら教えてください。

すこしでも戦いたい。

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