日本・サウジ 石油だけでなく幅広い協力で合意
石油依存からの脱却を目指し経済改革を進めるサウジアラビアと、日本の協力について両国の閣僚が話し合う初めての会議が開かれ、エンターテインメントや食品など幅広い分野で、投資の拡大や人材育成を進めることで合意しました。
中東最大の原油生産国サウジアラビアは、原油安で厳しい財政状況が続き、石油依存からの脱却を目指した長期の経済改革を掲げ、日本との協力について話し合うため、閣僚でつくる会議を発足させました。
サウジアラビアの首都リヤドで9日に開かれた初めての会議には、世耕経済産業大臣と薗浦外務副大臣、それにエネルギーや経済などを担当するサウジアラビアの閣僚3人が出席しました。
会議では、両国がこれまでエネルギー分野での協力に偏ってきたことを改め、アニメやゲームなどのエンターテインメントや、食品・農業、それに健康・医療など幅広い分野の投資を拡大するとともに、サウジアラビア側の人材育成を進めることなどで合意しました。
リヤドには、会議に合わせておよそ30社の日本企業の幹部も訪れ、それぞれ検討しているプロジェクトをサウジアラビア側に説明しました。
記者会見で世耕大臣は「非常によいスタートが切れたと思うし、サウジアラビア側もかなりスピード感を持ってやりたいという熱意を持っていたので、それに応えていきたい」と話していました。
サウジアラビアの首都リヤドで9日に開かれた初めての会議には、世耕経済産業大臣と薗浦外務副大臣、それにエネルギーや経済などを担当するサウジアラビアの閣僚3人が出席しました。
会議では、両国がこれまでエネルギー分野での協力に偏ってきたことを改め、アニメやゲームなどのエンターテインメントや、食品・農業、それに健康・医療など幅広い分野の投資を拡大するとともに、サウジアラビア側の人材育成を進めることなどで合意しました。
リヤドには、会議に合わせておよそ30社の日本企業の幹部も訪れ、それぞれ検討しているプロジェクトをサウジアラビア側に説明しました。
記者会見で世耕大臣は「非常によいスタートが切れたと思うし、サウジアラビア側もかなりスピード感を持ってやりたいという熱意を持っていたので、それに応えていきたい」と話していました。