【動画】卒業公演を前に、ファンへのメッセージを語る近藤萌恵里さん=小松隆次郎撮影
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 AKB48の近藤萌恵里(もえり)さん(19)が8日、東京・秋葉原であった公演を最後にAKB48を卒業した。2014年4月から、47都道府県の代表1人ずつで構成される「チーム8(エイト)」の長野代表として活動してきた。芸能界を引退し、今後は学業に専念する。

 8日午後、卒業公演前のAKB48劇場。リハーサルを終えた“もえりん”は、たくさんの汗を流してきたステージを眺めながら、2年半の活動を振り返った。

 「握手会などでファンの人にほめてもらい、自信が持てました。私を成長させてくれました。支えてくれた家族にも感謝しています。今日は全力を出し切りたいです」。そう語り、ラストステージに臨んだ。

 卒業に際し、母の真由美さんが娘宛てのメッセージを朝日新聞に寄せた。「自分らしく、前向きに頑張ったね。ママはいつも一番のファンでした。これからも、ずっとずっともえちゃんのファンです」

     ◇

 近藤さんの卒業公演前のインタビュー内容は、次の通り。

 ――いよいよ卒業公演ですね。

 まだ実感がわきません。今は楽しみな気持ちも、不安な気持ちもあります。でも一番あるのは、寂しい気持ちです。今日は全力を出し切りたいです。

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