「愛国心は、ならず者の最後の砦」という格言がある。英国の文学者・サミュエル・ジョンソンの言葉だ。意味するところは、「国を愛する気など欠片もないならず者ほど、世間をたぶらかすため愛国者を演じる。エセ愛国者に騙されるな」。至言という他ない。しかし一部の日本の左翼はこの格言を曲解する。
「サミュエル・ジョンソンは、愛国者=ならず者と言った」と一部の日本左翼は言う。ネットでもしばしば見かける言説だが、左翼の卑劣さには言葉も出ない。常識で考えればわかるが、真の愛国者がならず者のわけがあるまい。ジョンソンは「エセ愛国者に騙されるな」と警告を発しただけなのだ。