以前、子育てについて次のようなエントリーを書いた事がある。
今日、家に帰る途中で子供が5人ほど立ち話をしているのを見た。どうも、誰かの家に集まった後で帰る所らしかった。地元の中学の体操服を着ている子がいたので、地元の中学生と見て間違いないだろう。どこにでもいそうな普通の中学生である。
自分の子供の頃はどうだったか?僕の家には菓子もなければ漫画もなければテレビゲームもなかった。テレビゲームどころか、テレビ自体が禁止だった。当時の僕の親はケチ系のミニマリストの典型だったと思う。僕の家には本当に何もなかった。
だから、他の子どもとの接点もそれほどなかった。知人の家に行く事があっても僕が家に誰かを招くということはなかった。なにせ、家にはなにもないのだ。他の子どもにとって、僕と付き合うメリットというものはほとんど無かったと思う。
ネットを見ていると、ときどき子供を厳しく育てさえすればうまく行く、と言わんばかりの意見を目にする事がある。僕が言いたいのは、子供は他の子供が付き合ってメリットのある子どもに育てろ、ということだ。親の視点ではなく、他の子どもの視点を重視して子育てをするべきなのである。
もし子供が他の子供が付き合ってメリットがある子供になれば、子供の人生はそれほどおかしな事にならないと思う。しかし、そうなるためには親の力が必要だ。親の力がほとんどすべてと考えるくらいでいいほどだ。子供がなんとかする、というのは、理屈では可能でも現実的には難しい。子供として失敗した者として、この事だけは言っておきたい。
他の子供が付き合ってメリットのある子供に育てろ - グローバル引きこもりブログ
僕の子供の頃は、本当に何から説明すればいいのか分からないくらい悲惨だった。今も、昔のことを千文字以上書いてキリがないと思って消したとこだけど、僕の子供時代が悲惨だった一番の原因は、親が毒親系のミニマリストだったからだと思っている。毒親とある種の悪しきミニマリズムというのは相性がいい(?)のだ。ネグレクトをすればモノもサービスも何一つ買わなくていいからである。
正直、こういうエントリーはあまり書きたくない。僕は普段、昔の事なんか忘れているし、僕の親も今では深く後悔をして、僕の今の現状に対してはかなりの理解がある。なので、いまさら悲惨だった頃の話を書くのは気が引ける。しかし、気が引けるけれども重要なものは重要であるし、エントリーというのは思い立った時に書かなければ考えを書くチャンスを失ってしまうかもしれない。だから、書きたくないけれども渋々と、公共の利益のために600文字程度書くことにしたのである。
ネガコメが書き込まれた
ところが、このエントリーに対して次のようなネガコメが書き込まれた。
子育てに、正解があるのだとしたなら、是非ともご伝授賜りたいです。
このネガコメを書いてきたのは、リリ(id:cutekitten03)という中年女性である。
真剣に書いたエントリーにネガコメを書かれると本当に腹が立つ。こっちは真面目にエントリーを書いているのに「ご伝授賜りたいです」だと?
僕ははてなでたまに見かけるはあちゅうもどきみたいに、少しでも自分に批判的なコメントを書かれたら顔を真っ赤にして「たくさんのご批判をいただきました(笑)」とか言って大騒ぎするような人間ではない。もしコメントが事実に基づいたものならば、どんなに煽られても仕方ないな、と思うし、見当違いな批判でも礼儀をわきまえていたら全然いやではない。
不愉快なのは、リリのように見当違いな事を言いながら喧嘩を売ってくる奴である。「気まぐれ主婦猫 リリ」とか言いながら、こんな悪質なネガコメを書き込んでくるんだから本当にびっくりする。そしてしばらくしたらしれっとブックマークコメントを消去して、塩レモンの話なんか書いているのだ。リリは一瞬僕のブログを読者登録していたのだが、これもブクマを消すのと同時に解除したようだった。
本当に理解できないのかもしれない
このリリについてだが、最近ちょっと興味深い事があった。実は僕はリリのブログを読者登録していて、今でも読者登録を解除していない。そうしてリリがネガコメを書き込んできた後もどういう記事を書いているのかタイトルだけウォッチしていたのだが、最近ネガコメブロガーの理解という意味でかなり面白い記事が投稿された。なにかあったら消して逃げるかもしれないんで、ここに全文を紹介する(リリはブログのあちこちで著作権があるので引用を禁止するなどと言っているが、日本には言論の自由というものがあり、正当な批判のために全文を引用する必要がある場合これができるのは当然である)
こんにちは。
リリです♪
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
※今回の記事はリアルタイムです。
チョット(かなり)モヤモヤしています。
(*´д`)??
多少の毒吐きになるかと思います。
ご気分の優れない方、ネガティヴ系の話しが苦手な方は、ココで閲覧されるのを止めてください。
m(_ _)m
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
ブログトップにも明記してあるのですが、当ブログは “チラシの裏ブログ” です。
(o・д・)ン?
単に、管理人の私こと、リリの戯言が書いてある落書きです!
“何の為にも、得にもなりません”
(`・ω・´)
私の楽しみや、趣味の一つです。
勝手な物です。
゚.+:。(*-ω-)(-ω-*)゚.+:。ウンウン
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
私は、ブログを立ち上げたと同時に、ブログ用のTwitterアカウントを作りました。
(。 ・ω・))フムフム
そこで、先程、この様なツイートをしました。
サッ ( `・ω・)っ
その途端、数人の、ブログからいらしたブロガーさんが、フォロー解除されました(小声)
アノネ…(/〃ω(・ω・*)フムフム
そして、その後。
(o・д・)ン?
はぁ…。
ごもっともです。
私の娯楽ですから。
私にとっては、遊びですから。
気分転換みたいな物です。
f(´-`;)ポリポリ
“ブログと言うジャンルの作法”
そんなのあるのですか?
知りませんでした。
教えてください。
(〃..)) ペコッ...
私にとっては、人の事を “糞うざい” と言う事の作法はどうなのかと聞きたいです。
(*´・д)(д・`*)ネー
Twitterも、ブログも不特定多数が閲覧すると言う意味では同じでは無いでしょうか?
ヾ(・∀・`*)ネェネェ
それとも、ブログは講座を受ける特別な物なのですか?
バカなので、分かりません。
教えて下さい。
m(_ _)m
リリ
全体的に不快な内容だが、最後の一文が特に不快である。
それとも、ブログは講座を受ける特別な物なのですか?
バカなので、分かりません。
教えて下さい。
m(_ _)m
自分にだけ甘ったるい事に気づかない人間は本当にいる
まず驚いたのは次の一文である。
その途端、数人の、ブログからいらしたブロガーさんが、フォロー解除されました(小声)
と言っているが、お前も全く同じ事をしているではないか!他人のブログに見当違いのネガコメを書き込み、読者登録を解除したのは誰だ?お前もそうだろうが!
いや、ほんとに自分のやる事と他人のやる事とでは評価基準が違う人っているんだなあ!と感動を覚える。だって自分がやっている事を人にされても、普通もやもやとはしないでしょ。自分もやっているし仕方ないな、と思うでしょ。世の中でいう「頭のおかしい人」というのは、もしかしてこういう人の事をいうのかなあ?
まあ、読者さんに失礼な事をうっかり書いてしまうというのは仕方ないよ。僕も記事を投稿してしばらく経ってから、あれは問題かなあ、と気づくことがある。その一方で、読者さんに気兼ねをして書くべき事を書かないというのでは問題だから、両方のバランスに苦労する事も多い。
しかし自分が書いたものに対する反省もなく逆切れなんて問題外だし、もし自分が信じる事を書いた結果として読者が離れたとしても、それは仕方がない、と考えるべきだろう。それが常識というものだが、リリのようなネガコメブロガーは違うらしい。
数十文字の文章も理解できない
これに対してリリは
私にとっては、人の事を “糞うざい” と言う事の作法はどうなのかと聞きたいです。
(*´・д)(д・`*)ネー
と書いている。僕は、これを読んでネガコメを書く人間がどういう人間か、また少し理解が深まったような気がした。
先ほどの文章は、暗黙にウザいブログのスタイルがあるという事をいうだけで、ブログでの顔文字や文字拡大の多用がウザいとは一言もいっていない。いや、もちろんこの文章の作者が「ブログでも顔文字や文字拡大の多用はウザい」と考えている可能性はあるが、少なくともここでは何もいっていない。
ところがリリみたいなネガコメブロガーは、この47文字しかないような文章すらまともに読めず、勝手に自分が攻撃されたと思い込んでヒステリーを起こすのである。たしかにこの文章はやや変則的な文章だけど、しかし言いたい事は明らかすぎるくらい明らかなわけで、これが読めない人がいるなんて僕はかなり衝撃を受けた。
もしかして難読症みたいに、脳に器質的な障害があるのかもしれない、障害とまでは認識されないまでもなんかの障害のボーダー上なのかな、と思ったくらいだ。
僕はもちろん、ネガコメブロガーの文章を理解する力が悲惨なのは知っていた。でも、ブログというのは読み飛ばされる事が多いということもあり、どこかでそういうネガコメブロガーも読み飛ばしているから見当違いなヒステリーを起こしているかのかもしれない、という疑いが残っていた。
しかし、47文字もまともに読めないような人というのは本当にいるのだ。そんな人間が長文を読んだら、それこそ妄想に基づくヒステリーの嵐になるだろう。そして、自分に甘ったるいネガコメブロガーは、その妄想をそのままブコメやブログなどに垂れ流してしまうのである。
ブクマならいいらしい
Twitterも、ブログも不特定多数が閲覧すると言う意味では同じでは無いでしょうか?
ヾ(・∀・`*)ネェネェ
ネガコメブロガーが良く言うよ。
最後に
リリが使う顔文字を見ていてだんだん吐き気がしてきたが(顔文字そのものというより、不快な内容に顔文字が使われているので吐き気がする)、それでもリリは悪人ではないんだろう。ざっとブログを眺めると、悪人というよりは少し面倒なだけの人という感じがする。もちろんこれは単なる印象にすぎない。しかし、一般的にネガコメブロガーというのは悪人とはちょっと違うんではないか、と僕は思っている。
それもあって、こんな事を書いたけれども僕はリリに対してそんなに怒りを感じているわけではない。ネガコメが書かれて最初の一週間は相当腹を立てていたが、今は全く腹を立てていない。リリのネガコメがきっかけでわりと面白いと思う記事も書けたし、その点では感謝もしている。
なので、今の時点でこちらからリリを敵視するつもりはない。そちらがこちらにどう対応するかはそちら次第だ。友好的に振る舞うか、それとも敵対的にふるまうかはそちらの自由である。面倒なので敵対的な振る舞いはできれば遠慮していただきたいのだが。
まあ、リリにも言い分があるかもしれないから、何かこの記事に関連してブログを書いたならば僕のブログで紹介するつもりだ。
おまけ
それにしても、この青を使ったアイコン、ブログ講座、この文体・・なんか心当たりあるな、と思って検索してみたら一発で出てきた。
やっぱり青二才さんだった。
なんでリリが青二才さんにケンカを売っているのか分からないが、どうせ退屈な理由だろう。あと、ブログ向けの文章と言われると僕としては厳しい話になるが、これについては折に触れてブログに書いていこうと思っている。