「海や川で写真が撮りたい」「スノボや雪山で記念撮影」って時ありますよね。デジタルカメラがあるんだけど、濡れた手で触ったり、万が一落として水没させるのが怖くて持って行くのを我慢することってないですか?
そんな時はデジカメ専用の防水ケースが便利です。ひと昔前までは、デジカメの防水ケースといえば「ハウジング」と呼ばれハードケースでかなり高価だったのですが、今はソフトタイプで防水機能はもちろん、お財布にやさしい安価なものもたくさん販売されています。
そこで今日は、水族館ではたらく僕たち飼育員御用達の、オススメ防水ケースをランキング形式で紹介したいと思います。
これから、海や川に遊びに行く時、イルカショーで水を思いっきりかぶりたい人、必見ですよ。
カメラ防水ケースの選び方
防水ケースにはパッケージの裏側には必ず「IP」と、その横に2つの数字が記載されており、この商品の防水レベルを表しています。2016年現在は0~8の9段階あり、8が一番防水機能が高いことになります。これは国際基準で決められていますので、この「IP」の記載がないものは絶対に購入してはいけません。
デジカメのソフトタイプの防水ケースの多くは「IP✖5」などと左側の数字が「✖」と記載されていることが多いです。これは防塵テスト(ほこりが侵入)を行っていないことになり、防塵機能は保証されていないことになります。
タイプ別デジカメの防水ケース
デジカメの防水ケースは大きく以下の3つに分けることができます。
- ソフトタイプ
- ハードタイプ
- 本体一体タイプ
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ソフトタイプ
ソフトタイプは厚手の透明シートのケースです。夏場の海やプールだけでなく、スノボ、雨の日などで使用する方にうってつけ。安価なのも特徴です。防水方法も簡易的なためスキューバーダイビングで10m以上潜る方には不向きです。どのメーカーでも対応しているオールラウンドなや~つが販売されています。
ハードタイプ
ハードタイプはデジカメにぴったりとあったサイズでカバーします。「ハウジング」と呼ばれ高い防水機能があります。スキューバーダイビングで深く潜水する人や、一眼レフカメラを防水したい方におすすめです。ソフトタイプより高価になります。
本体一体タイプ
いわゆる防水カメラといわれるものです。近年は1万円以下で買えるものも多く販売されています。
今回は、どのメーカーのデジカメでも使えて、必要な時だけ、さっと簡単に取り付けて防水にできる「ソフトタイプ」の防水ケースを紹介したいと思います。
ソフトタイプのおすすめ防水ケース
第3位
入り口部部分はダブルクリップで水の侵入を防ぎます。安価ですがIPX8ですので防水機能はばっちり。透明シートは10回ほど使うとかなり白く濁るので、あまり使う機会の少ない方にお勧めのモデルです。ストラップ部分は安い割にはしっかりしております。
- 防塵・防水:IPX8
- 使いやすさ:★★☆☆☆
第2位
3重のスライドジッパーとボタンで水の侵入を防ぎます。さらに水辺での使用を想定して、フロート機能付きです。万が一落下しても紛失することがありません。レンズ周りは透明度の高いシートが使われているため、画質を損なうことなく写真が撮れます。望遠やミラーレスにも対応するサイズ展開あり。
- 防塵・防水:IPX8
- サイズ:S、M、L
- 使いやすさ:★★★☆☆
第1位
ジッパーと正直2位と3位とは圧倒的大差です。僕が長年使っているのもこのモデルです。ほぼすべてのカメラメーカーに対応するサイズ展開があります。防水の安心感、レンズの透明感は群を抜いており、耐久性もあるため何度も使っても破れることやクリアシートが濁ってくることがありません。1年に数回お使いの予定がある方はこちらがお勧めです。フロート機能あり。しいて言うならストラップを取り付ける部分が少し弱いように感じます。
対応機種: 機種別対応表
防塵・防水:IPX8
サイズ:7段階(一眼レフ対応も有り)
使いやすさ:★★★★★
最後に
いかがでしたか。カメラ防水ケースがあれば、今まで撮影できなかったシーンでも思い出をを残すことができますよ。でも、お使いの際は必ず防水テストをしてから使用しましょうね。