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【首都スポ】

関東大学サッカー 明大、次節にも6年ぶりV

2016年10月9日 紙面から

明大−日体大 前半38分、明大の道渕が先制ゴールを決める=山梨中銀スタジアムで(福永忠敬撮影)

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 第90回関東大学サッカーリーグ(東京中日スポーツ後援)は8日、各地で第17節の1部6試合と2部2試合を行い、1部首位の明大は2−1で日体大から勝利を収めた。MF道渕諒平(4年・仙台ユース)が先制点。一度追いつかれたが、MF土居柊太(3年・浜松開誠館)が決勝ゴールを決めた。次節の一戦で勝てば、他チームの結果に関係なく優勝が決まる。前節まで2位の法大は2−3で専大に逆転負けし、3位に落ちた。1−1で慶大と引き分けた国士舘大は最下位に再転落。流通経大は3−0で早大に快勝した。2部の残り4試合は9日に行われる。

◆明大 残り5戦!!勝ち点13差

 “止まらない明大”の連勝がついに10まで伸びた。ゴールをマークしたのは決意を込めて臨んだ2人、MF道渕とMF土居だ。

 まずは前半38分、J1甲府入りが内定している道渕が来季から自身のホームスタジアムとなるピッチで先制点を挙げた。左からの折り返しを右足ダイレクトシュートできれいに決めた。

 出場停止処分によって第13節のゲームを欠場した背番号8はそれが明けてもすぐにはスタメンに戻れず、一時的に落ち込んだ。しかし、この日、5戦ぶりに先発に返り咲き、自ら祝砲を打ち上げた。「早い時間帯に決めることができて、気が楽になりました」と道渕。「自分を使わざるを得ないと思わせるような活躍をしなければいけないと考えていました」という意地の一発だった。

 土居の決勝点は後半18分に生まれた。交代で入っていた背番号9は左からのクロスボールを倒れ込みながらの右足弾で泥くさく押し込んだ。

 この日の土居はリーグ戦では第2節以来となるサブからのスタートを命じられた。定位置を守ってきた男が久しぶりに味わったスタメン落ちの悔しさ。それを晴らした3年生MFは試合後、「試合に出たら、得点やアシストでとにかく結果を出すという気持ちでいました。チームを勝たせることができてうれしいですけど、これを毎試合できるような選手にならないといけません」と、力を込めて話した。

 残り5戦で1勝すれば、明大にとって6年ぶり4度目のリーグVが決まる。優勝は時間の問題と言えるが、“紫紺の戦士”たちはその先を見据えている。「次で優勝が決まったとしても、その後も勝ち続けて、チームとしても個人としても成長していきたいと思います」(道渕)、「目の前の試合を全力で勝ち切って、後半戦を全勝で終わりたいです」(土居)と、15連勝での圧倒的Vに照準を合わせる。 (関孝伸)

早大の相馬(左)を相手にドリブル突破を図る流通経大の日高(関陽一郎撮影)

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◆流通経大 日高大が先制弾 後半戦初勝利!!

 流通経大はMFから左サイドバックに転向して3試合目の日高大(4年・広島観音)の先制点などで3−0と快勝し、後半戦初勝利。負けていれば最下位転落で、まだ2部降格の危機は去っていないが、全日本大学選手権(インカレ)に自動的に出場できる6位に勝ち点4差とした。

 日高は「これまで苦しかったです。『個より組織でいいチームにならないといけない』と自分たちで話し合いました。インカレを目標に自信を持ってやっていいと思います」と胸を張った。

◆2年生コンビが活躍 専大、劇的勝利で2部降格圏脱出

 専大は後半戦初白星で最下位から10位に浮上、2部降格圏を脱出した。この日は途中出場の2年生2人が活躍。1−2の後半43分、FW下田悠哉(2年・三菱養和SCユース)がFW中山克広(2年・麻布台付)のアシストで同点とし、その5分後、今度は下田のアシストで中山克が決勝点を挙げた。

 下田は「今日負けたらヤバイと思っていました。『決めてこい』と言われて入った直後に失点したので、(得点でき)よかったです」と笑顔だった。

法大戦の後半43分、同点ゴールを決めた専大の下田(右)。左の中山克は5分後に決勝点を決めた(関陽一郎撮影)

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◆法大 後半40分逆転も…

 法大は逆転負けを喫し、37年ぶりの優勝は風前のともしび。後半40分に2−1と逆転しながら、同43分に追いつかれ、その5分後に決勝点を許した。

 主将のMF黒柳駿(4年・浜松開誠館)は「一人一人に甘さがありました。(逆転後に)クリアすべきところでしなかったり、勝つためのプレーができていませんでした」とうなだれた。それでも「可能性がある限り、(優勝は)諦めてはいけないと思います」と必死に前を向いた。

専大に逆転負けし、うなだれる黒柳主将(左端)ら法大イレブン=東京都西東京市の早大東伏見キャンパスで(関陽一郎撮影)

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◆国士舘大 再び最下位転落

 1−1で慶大と引き分けた国士舘大は前々節までの最下位の座に逆戻りしてしまった。しかし、後半44分の土壇場でDF吉田健(3年・静岡学園)のヘッド弾で追いついての勝ち点1獲得は評価に値する。

 大学での自身公式戦初ゴールが勝利に結びつかなかったDFは「悔しい引き分けですけど、守備は整ってきています」と手応えも口にした。

◆日体大 太田弾実らず

 日体大は後半戦に入って4勝1分けと好調だったが、明大に対しては力が及ばなかった。後半11分、地元山梨県出身のFW太田修介(3年・甲府U−18)が右足で決めて1−1のタイスコアに戻したものの、その7分後に突き放された。

 「明治は強かったです」と悔しがった太田。「でも、(会場の中銀スタは)小学生のときからあこがれていたピッチなので、(そこで得点できて)とりあえずは良かったです」と笑顔も見せた。

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