もんじゅ 廃炉の衝撃

今週の特集

政府は先週、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)について、
廃炉を含む抜本的な見直しを行うことを決めました。
事実上の「廃炉宣言」です。
もんじゅは、プルトニウムを主な燃料に発電し、
消費した以上のプルトニウムを生む「夢の原子炉」で、
日本の核燃料サイクルの中核施設とされてきましたが、
95年のナトリウム漏れ事故以来、トラブルが相次ぎ、
ほとんど運転実績がありません。
政府は、もんじゅを廃炉にしても、核燃料サイクルは維持するとしています。
それは何を意味するのか、日本の原子力政策はどう変わるのか、
きょうは、福島の原発事故後、政府の原発事故調査・検証委員会の委員を務め、
原子力委員会の「高速増殖炉懇談会」の委員も務めたことがある
九州大学教授の吉岡斉さんと、
TBSラジオで原発の問題を追い続けてきた崎山敏也記者に出演いただき、
もんじゅ廃炉の裏側に迫ります。
お二人への質問やご意見を、メール・FAXでお寄せください。



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