「思い受け継ぐ」と決意 秋田でシンポ
反戦を訴え続け、8月に101歳で死去した秋田県出身のジャーナリストむのたけじさんをしのぶシンポジウムが8日、同県大仙市の寺院で開かれた。参加した学生は「むのさんの思いを受け継いでいくのが若い世代の使命だ」と決意を示した。
シンポは近親者による葬儀に続いて行われ、約60人が参加。むのさんの講義を受けたことがある秋田大4年の菅原咲子さん(22)は「話を聞いて、戦争は遠い昔のことではないと感じた。偉ぶらず、同じ目線に立って学生の意見に耳を傾けてくれた」と振り返った。(共同)